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Z34制作記「愛のむちむちVer.Ⅱ」-002 トラスト製マフラー&オイルパン

 愛のむちむち第2話は、パーツの輸入に関してです。ボズスピードには、アメリカ国内にMKSさんという、強力な協力会社があります。当社がCPのピストンや、キャレロのコンロッドなどを普通に輸入できるのは、このMKSさんのバックアップあってのものなのですね。

 社長のM笠さん(バレバレ)は、とても男気のある方です。○RDに彼がいた時、三菱車が多い店であるにもかかわらず、一緒になって、いい車を作ることを考えてくれた人です。この、M笠さんに頼めば話は簡単なのですが…おそらく商売度外視で動いてくれるのは確実…輸出も簡単にしてくれるでしょうし、メーカーとも、いろいろ交渉してくれるでしょう。でもそれは多忙な彼を更に忙しくするだけのような気がして…

 今回は、自力で輸入することにいたしました。メーカーに色々と注文をつけたのは前回書きましたね。いよいよ正式発注です。当然、向こうもこちらのことなど知りもしないでしょうし、初めての取引ですから信用もしてくれません。まず、銀行に行って半金の振込です。これがまた大変。銀行においてあるフォーマットに、先方が送ってきた銀行名や、支店名、コードナンバーが収まりません。「支店名が無いと振り込めません」と、若い銀行マンが言います。「先方は輸出もちょくちょくしてる会社のはずです。このデータが間違いには思えないですよ? 日本と表示の仕方が違うだけでしょう?」「しかしそれでは振り込めないかもしれません」「あのさ…俺は聞いたこともないような国の銀行に振り込もうとしてるんじゃないですよね? アメリカですよ? アメリカ国内のフォーマットがどうなっているか、調べるのはそっちの仕事では? てか、調べる前に、ここにそのデータ無いの? あんたら手数料とって振り込みするんでしょ?」

 そのたびに、若い銀行マンは後ろに偉そうに座っている上司(らしき人)に聞きに行きます。めんどくさそうに答える上司(らしき人)。このやりとりが数回続いたあと、時計を見ると2時50分。俺がここに座ってから、すでに4、50分たっています。はい、大人気なくてごめんなさい、ここで久田切れました。

「ふざけんなコラァ! そこで偉そうに座ってるあんたさぁ、あんたこの子の上司なんだろ? 海外送金のやり方が、この子はわからなくて何度も聞きに行ってんだろ? そのたんびにめんどくさそうに答えてるけどさ、こっちがすでに1時間近くここで待ってるの見ててわかるわな? それでもほったらかしかよ! 今何時だか見てみろ! これで3時過ぎたから、今日はもうできませんとか言ったらただじゃおかんからな!」

 静かな銀行の中に俺の声が響き渡ります。うわぁ! 恥ずかしい! 急に、シーンと静まり返る銀行。慌てて、その上司(らしき人)が出てきます。俺の書いた書類を見て、申し訳ございませんといって、どこかに電話一本。はい、終了です。3分で終わりました。全くもう…ちなみに、この上司(らしき人)、めっちゃ親切でした。ぐふ。

 送金が終わったことを、アメリカのメーカーに伝えます。そしてこちらは、その間に色々と動きます。ターボキットの発注は出来ましたが、マフラーは、いくら何でもノーマルでは役不足です。Z34用には、いいマフラーが色々出ていますが、それらは皆、NAで使うことを前提としたものです。排圧を少しでも下げたいターボには出来れば使いたくはありませんね。

はい、ここでH氏の登場です。例によっていい情報を下さいます。トラストUSAが、Z34用ターボマフラーを持っているとのこと。トラストUSAのマフラーは、デレックの車両でもいい結果が出ています。これはおいしい。キットとの接続には、若干の不安も残りましたが、何もないところから作るよりずっと楽なのはわかりきっています。すかさず発注です。某秘密ルートを使って頼みます。同時に、トラスト製の大容量オイルパンなどを発注。どちらにせよ、タービンのリターンを作らなければなりません。オイルの容量は多いほうが、冷えやすいほうがいいですね。

さて、数週間後、キットが出来たとメールが入りました。また送金です。同じ銀行に行きます。はい、いました若い子。上司(らしき人)もいます。すぐに、この二人に部屋の隅のテーブルに案内されます。もう怒鳴らないってば。あっという間に送金手続き終了。うーん、すばらしい。いつもこうなるといいな。

更に数週間後。さぁ! キットが届きました。速攻で開けて検品です。すげえ、丁寧に梱包されてます。パイピング類も、わかりやすく、どれがどこに使われるのかひと目でわかるようになってます。このあたりは、“わからない奴は組まなくていいよ”的な日本の一昔前のターボキットと大違いですねえ。部品、一つ一つを調べていきます。フランジの平面がイマイチ…でも、たぶん大丈夫でしょう。アクチュエーターの作動も…あれ?? 作動圧が左右のタービンで違う…すぐメーカーに連絡です。素早く対処してくれました。ありがとう。ちなみに、輸入の場合、ここから税金の請求などが来ます。これもきちんとしなければなりませんね。海外物って、いろいろ大変ですね。でも、それだけにちゃんと動くと嬉しいんだろうなぁ。個人で輸入を考えている方は、このあたりもきちんと考えておきましょう。100万円前後のパーツとなると、税金も結構な額ですからね。もちろん、大きくと重いですから、送料もすごいです。

さて、床にズラリと並んだパーツをH氏に見てもらいます。嬉しそうです。うーん、よかったよかった…って、ここからが大変だーーー!! ホントにつくのかこれ??? エンジンは降ろす? 降ろさないで組む? ミッションだけでも降ろす? 悩みどころですねえ。

さて、今回はこのくらいで。次回はキットの組み込みとエンジン始動です。タイトルをつけるとするなら…そうですねえ…無理難題は無理なんだい!! なんて、いかがでしょうかね?? まだまだ続きます~(うわぁ、自分で言っててオヤジだと思うw)

 

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