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2020-0412号 メインテナンスのお話

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ボズレター2020-0412号 BOZZ LETTER Ver.2020-0412

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2020年04月12日号
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皆さん、こんばんは。

このメルマガでも、何度コロナのことを書いたでしょうか。
段々と、深刻な状況になってきてますね。

久田は幸か不幸か、相変わらず元気です。
毎朝、体温を測り、味覚嗅覚に異常がないことを確認する。
手洗いうがいをマメにするくらいしか出来ませんが…
一刻も早くこの嫌な病気が収束に向かうことを祈ります。

車屋はまだいいのです。
特に久田の場合、通勤は車ですし、
一日にお会いする人も10人に満たないことも普通です。
今はなるべく裏の部屋を使わずに、
まだ肌寒いですが作業場横の接客スペースで
お話するようにしております。
しかし、飲食関係の方はそうは行きません。
休業を余儀なくされるお店も多いでしょう。

大好きな柿汁さんは。
勉強さんは。
こころさんは。
彦すしさんは。
月華さんは。
天杉さんは。
いしいのそばさんは。
そしてその他たくさんの、
久田を癒やしてくれる美味しいお店は大丈夫だろうか…
と思います。

この騒ぎが収まったらしばらく通い詰めなきゃなぁ…

ということで、騒ぎが収まったあとに通い詰められるように…
最大限の予防をして。免疫力を落とさないようにストレスを貯めずに、
目の前にある仕事を必死にこなしたいと思います。

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◎メインテナンスのお話
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さて、今日の朝イチ、
S藤君のCNのプラグ交換をしようとイグナイターを外したところ…
ドロッとオイルがっ!
ヘッドカバーのプラグホール部分のパッキンが完全に終わって、
オイルがダダ漏れになっていました。
ヘッドカバー外周のパッキンであれば
外に漏れるのでわかりやすいのですが…
プラグホールは気づきにくいですね。

まぁ、以前、某M君のシビックなどは、
プラグホールのパッキンが4気筒中2つ入っていないという状態で、
プラグを外そうとしたら
オイルがパッキン面までタプタプに入っているというすごい状態でした。
それに比べればまだましか…って、
中古車を購入したら、
まずプラグくらい交換しましょう。

最近の車のスパークプラグは、
10万キロ無交換とか書いてあるもので、
ついついそのまま乗りっぱなしで良いと考える方も多いのですが…
エンジンその他のコンディションを見るためにも、
最低でも年イチくらいでの交換をオススメします。

ここで
「でもメーカーは10万キロって言ってますよね?」
とか言い出す方はなかなかいないと思うでしょう?
普通にいます。
「エンジンオイルは5000キロで交換すればいいですよね?」
と並んで、ときどきお客様から言われます。
ダメですよ、なぜならば…と説明はするのですが…

この、“メーカーはこう言ってますよね?”ですが、
プラグ、オイルの他、タイミングベルトも
10万キロまで頑張ろうとする方もいらっしゃいます。
まぁ、切れないことも多いですが、万が一切れますと、
35年前の久田と同じように、路上で途方に暮れることになります。
エンジンをオシャカにするのと
8万キロを目安に交換することを天秤にかけてみてください。

そもそも! 使い方が違うのです。

毎日、20キロほどの郊外路を通勤で走っているクルマなら
それで良いかもしれません。

しかし…

サーキット走行をしている。
久田は決して勧めませんが、峠などを攻めている。(ダメですよ)
通勤距離が短い。水温上る前に目的地。
週末しか乗らない…さらには、滅多に乗らない。

これらは全てシビアコンディションに入ります。
クルマにとって厳しい状況なのです。
それだけ、メインテナンスは、よりこまめに行うことが推奨されます。

今回のS藤君は、
プラグ交換から、パッキンの劣化によるオイル漏れが発見されましたが、
それと同じように、定期的なメインテナンスによって、
その他のトラブルが未然に防げることはとても多いのです。
乗りっぱなしも、乗らないっぱなし(変な日本語)もダメということですね。

んー、なんか今回の原稿はテーマに統一感がない…
またN山から
「原稿のクォリティが低い」とかね、
文句言われるですよ。ちくしょう…

いいや、とりあえず頑張ろう。

前前号のメルマガで、
ベーパーロックが発生するのはフルードがノーマルのままで
パッドだけ耐フェード性の高いものに交換したときに発生しやすいと書きましたが…
先日、ノーマルパッド、ノーマルフルードでサーキット走行をしたら
ベーパーロックが発生してしまった…
というお客様がいらっしゃいました。
普通、ノーマルパッド、ノーマルフルードならば、
ベーパーロックの前にフェードでブレーキが効かなくなるはずなのですが…

はい、原因わかりました。
みなさんも、ここで少し考えてみましょう。
原因わかりますか?

このお客様は、GDBのF型だったのですが…
原因はおそらく、ブレーキフルードの水分混入による沸点の低下です。
ブレーキフルードを交換した記憶がないとのことでしたので、
おそらく一度もフルード交換することなくサーキットを走ってしまったのでしょう。
ほぼ自殺行為ですね…

ブレーキフルードには、空気中の水分がじわじわと混ざっていきます。
そして沸点を低くする…ベーパーロックが起きやすくなってしまうのですね。
仮にスポーツ走行をしないにしても、
長い下り坂などでブレーキが加熱することは十分に考えられます。
ノーマルパッドならば純正指定のフルードでも十分ですから、
定期的に交換をしましょう。

これは冗談のような話ですが、フルード交換を依頼されたら、
リザーブタンクを抜いて、そこに新品フルードを入れただけ…
という恐ろしい話を聞いたことがあります。
あまりにも当たり前の話ですが、
フルードはしっかりと全交換してもらうことが大事です。
(あまりに当たり前過ぎて書いててバカバカしくなってきた)

今回、散漫な話になってしまいましたが…久田が言いたいのは…

クルマに関して、自分の勝手な思い込みは危険です。

世に言われている消耗品の交換サイクルは信じないようにしましょう。
整備のサイクルも信じないようにしましょう。
中古車を購入したら、消耗品はすべて交換しましょう。
サーキットに行くなら、まず、
信頼の置ける経験者に注意点を聞きましょう。

ま、ボズに遊びに来ていただければ色々話します。
久田が信頼の置ける人物かどうかは別にして、経験だけは長いです。
気楽に使ってやってください。

それではまた次号で。
くれぐれも体調、行動、習慣に注意してくださいね!

全員元気でこの困難を乗り越えましょう!

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