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2019-0707号 車高調のお話

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ボズレター2019-0707号 BOZZ LETTER Ver.2019-0707

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2019年07月07日号
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皆さん、こんばんは!

恐ろしい夏がすぐそこに迫っているというのに、
涼しい毎日が続きますね。
セッティングや試乗には雨は大敵ですが…
とりあえず身体には優しいので助かります。
クーリングキャンペーンも、
こんな気温では他人事に感じますね…
でも、もうじき来ますよ…
恐ろしい毎日が…って、
そんな気温になっても、身体もクルマも元気に行きましょう!
クルマはこちらで何とかいたします。
体調にはくれぐれも気をつけてくださいね!

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◎車高調のお話
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さて、皆さんは、
車高調整式のサスペンションを使われている方も多いと思いますが…
“車高調整だから、自在に車高が変えられる”と思っていますよね?
もちろん、これは限度はあれど、正しい考えです。
調整範囲内であれば、ネジ部を回すことによって車高は変えられますね…
新品に近ければ…ね。

車高調整式のサスペンションは、いくつかのタイプがありますが、
基本的にはネジと同じ構造のものが多いです。
リングナットを回して高さを調整するタイプですね。
このリングナットですが、使用していくうちに、
サビ、汚れがこびりつき、
いざ回そうとすると噛み込んでしまって回せない…
つまり車高がいじれない…ということが時々あるのです。

もちろん、回す前には、パーツクリーナーと、ブラシで入念に掃除を行い、
潤滑スプレーを吹いた上で回そうとするのですが…
それでも固着してしまって回らないこともあります。
いや、むしろスムーズに回るもののほうが珍しいかも。
まぁ、一度セッティングが出てしまえば、
そうそういじるところではないのですが、
車検が通らないほど低くしてしまっている車両などは、
車検時には必ずいじることになりますね。
そのときに回らないと大変です。
もちろん、これは久田の仕事の範疇なのですが…
いくら入念に清掃をしても、回らないものは回らない、
結果的にメーカー送りになることもあります。
そこで、タイヤ交換などをご自分で行う事があるお客様なら、
そのついでにパーツクリーナーとブラシで
ねじ山の部分を清掃しておくことをオススメします。
まぁ、面倒といえば面倒な作業なのですが、
まめに掃除をしておくと余計な出費を防ぐことができますね。
また、サーキットに行ってサスのセッティングを行うのだっ!
と意気込んでいるお客様。
現地であたふたしないためにも、事前にリングナットを清掃、
そしてスムーズに廻るかどうかをチェックしておくと良いですね。
もちろん、久田に依頼していただいてもOKです。

車高ついでにもうひとつお話…
ユーザー様とお話をしていると、
車高が高く感じるのでもう少し下げたい…
とおっしゃる方はとても多いのですが…
90%以上のお客様は、実は車高を気にしているのではないのです。
車高ではなく、
タイヤとフェンダーの隙間が広くて車高が高く見えるのが気に入らない。
これですね。
ノーマルサイズのタイヤの場合、
車高調整タイプのサスペンションを使っていれば、
ある程度は車高を下げること
(フェンダーとタイヤの隙間を狭くすること)もできますが、問題は…
純正よりも経の小さいタイヤを使われている場合です。
直径が小さいタイヤの場合、
当然のことながらフェンダーとの隙間は広くなります。
しかし、同時に、車体と路面の距離も短くなっているのです。
この状態でさらに車高を下げると…
車体と路面のクリアランスはおそろしく狭いものになってしまいます。
ちょっとした段差で吸ってしまうことも考えられます。
また、1G状態でのロアアーム、タイロッド、その他のアーム類の角度も、
純正状態からどんどん変わっていってしまいます。
サスペンションが動いたときのタイヤの角度変化が
良くない方向になることも考えられるのです。
逆に、純正よりも大きな直径のタイヤを使用した場合は、
フェンダーとの隙間が詰まる上に、
車体と路面のクリアランスも大きくなる…
つまり、車高は低く見えるのに、実際はクリアランスも大きくなり、
路面とヒットする危険性も少なくなるというメリットがあるのです。
もちろん、タイヤを大きくすることによって
フェンダーやインナーフェンダーにヒットするというリスクも生じますので、
最適なサイズを選ぶ必要があるのですが…
ちなみに、ボズBRZは265/35-18というサイズを履いておりますが、
ものすごく車高は低く見えます。
しかし、実際には車検もOKの高さはキープしているのです。
(当然ですけどね…)

加えて言うと、タイヤサイズが小さい状態で車高をどれほど下げても…
実はあまりかっこよくもならないのです。
フェンダーとの隙間が気になって、車高を下げ、アライメントを取り、
よくよく見てみると…なんかかっこ悪い…というパターンも多いです。
もちろんこれは、だからデカいタイヤを履け。という話ではありません。
フェンダーとの隙間が広かろうがなんだろうが、
俺はこのルックスが好きなのだ!
という方ももちろんいらっしゃいます。
まぁ、純正に比べてあまりに小さいタイヤはちといただけませんが…
久田が言いたいのは、
タイヤが小さい状態で
無理にフェンダーとの隙間を詰めようと考えないほうが良いですよ?
ということです。
ちなみに、タイヤは太いほうがグリップを高くしやすい、
ということは皆さんご存知だと思いますが、
実は径が大きくなることでも接地面積は当然大きくなるのです。
そして、幅で面積を広げるとピーキーな特性になることもありますが、
前後長、つまり経で面積を増やすと、
扱いやすい特性になるというメリットもあります。
タイヤを入れ替える予定の方は、
サイズ変更を視野に入れてみるのも良いですね。
インチアップをしなくても、
扁平率を40から45にすると言う方法もあります。
ま、詳しくは久田にご相談ください。
全力で相談に乗らせていただきます!

さて…数日前ですが…ボズスピードは
久田一人の体制になってからまる3年が経ちました。
お客ざまにはご迷惑をおかけすることもありますが、
わかりやすい説明、丁寧なアフターフォローを心がけてまいりました。
今後も、慢心することなく、さらなる技術の向上と、
作業の精度を高めてまいりたいと思います。
今後共、何卒よろしくお願いいたします。
まだまだがんばりますからね!

それではまた次号で!
って、次号はまさかのアムクレイド開催日じゃん…
エビスからの直行便もいいけど、事前に書いておく?
うーん、少し悩みます。
あ、まさかまだ申込みを済ませてない方!
まだ初級と上級は空いてますよ?
お早めにどうぞ!!

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