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2018-0906号 びっくり軽量化の効果のお話

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ボズレター2018-0906号 BOZZ LETTER Ver.2018-0906

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2018年09月06日号
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皆さん、こんにちは!

今回のメルマガは少し遅れての発行となります。
申し訳ございません!

さて、このメルマガを書いているのは9月5日の朝。
昨日は恐ろしい風でした。
ほぼ直撃の和歌山では、マスダタイヤさんは臨時休業だったそうです。
下手をすると命に関わりますからね、皆さんが無事で良かったです。
O野君やM君、T本氏は無事なんだろうか…
皆さんダウンフォースの強そうな車に乗ってますから、
強風が吹いたら地面にべたーーっ!
と張り付いていたと信じましょう。
こんなときにもダウンフォースは有効ですね…
もちろん嘘ですが…
くだらない冗談はさておき、皆さんの無事を祈るとともに、
不幸にも亡くなられてしまった方のご冥福をお祈り致します。

ボズスピードでは、今朝出勤してくるまでドキドキ。
一番大きな看板はかなりの面積ですから、
吹っ飛んでいたらどうしようと不安でした。
結果的には看板は無事。本当に良かった…

次に、あまり嬉しい話ではないのですが、
うちのお客様ではないのですが、
知人の車両のタイミングベルトが切れました…
走行距離は15万キロとのことなので、
それは全然ダメだろうと思ったのですが、
なんと、以前一度交換しているとのこと。
8万キロ前後で交換したらしいので、
7万キロで切れたことになりますね。
うーん、かなり短い距離で切れてしまいましたね…
現物を見たわけではないのでなんとも言えないのですが…

タイミングベルトが切れてしまうと、
多くのエンジンはバルブとピストンが当たり、
ヘッドのオーバーホールが必須になります。
費用的にもかなりかさんでしまうので、痛い故障ですね。
しかし…7万キロで交換しましょうとはなかなか言えないですねえ…
悩ましいところです。

ともあれ、メーカー推奨の距離までは持たない…
と考えておくほうが良いかもしれません。
なにしろ使い方が…これはご自分が一番わかっていらっしゃいますね。
タイミングベルトの交換は、ベルトだけを交換する場合と、
ベアリング類、ウォーターポンプまでを交換する場合によって
大きく予算が変わります。
良心的な店であれば「お前んとこは高いよ!」と言われながらも
ベアリング類、ウォーターポンプまで
しっかり交換の見積もりを出すはずです。
壊れていないのに交換しなければならないのか!
という意見もあるでしょうが、
ベルト交換したあとにベアリングやウォーターポンプのトラブルが発生すると、
もう一度タイミングベルトを外さなければなりません。
久田としては同時に交換を強く推奨致します。

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◎びっくり軽量化の効果のお話
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このところ、ずっと身内ネタや実況が多く、
チューニングネタが少ないかなぁ…と思っているのですが、
今回はちょっとしたネタを紹介致します。

サーキットでのタイムアップにはいろいろな手段と技術があるのですが…
効果の大小という点では、大きく異なると言えます。
御本人に了承をとっていないので、
もし怒られたら平謝りするしかない話なのですが…
Tさんというレースエンジニアさんがいらっしゃいます。
もう数十年も前の話ですが、
そのTさんがあるプログラムを作られたのです。
それはサーキットでのラップタイムをシミュレーションするもので、
ある車両の馬力を2倍にしたら何秒速くなる、
制動力を倍にしたら何秒速くなる…
ということを簡単にはじき出せるものだったのです。
すさまじく頭脳明晰な方ですので、
実際にもほぼ同じ数値が出るはずだと思っていたのですが…
いろいろな数値を倍にしたり、
半分にしたりしていくととても面白い結果が出ました。
それは車重。
車重を半分にすると、パワーを倍にしたことよりも
何倍もタイムが向上するのです。
まぁ、これは考えてみれば当然かも知れません。
車重の低減は、加減速、コーナリング、全てにおいて有利に働きますから。
もちろん、現実的には車重を半分にすることなどほぼ不可能なのですが…
僅かな軽量化でも有利に働くことは間違いありません。
ならば実際にやってみよう…ということになるのですが、
やれカーボンドアだ、樹脂ウインドウだとなると、
費用も使い勝手も、安全性にもいろいろ問題が出てきます。
小さなことからコツコツと…と言ったのは西川きよしさんだったっけか…
まさにこれ。(何10年前の話だよ!)

で…手軽にできる軽量化ですが…
アムクレイドでの皆さんを拝見していると…

半分笑い話にも聞こえますが…まず荷物は全部おろしましょう。
さすがにゴルフバッグ載せたままサーキットを走る方はいないでしょうが、
スペアタイヤとかかなり重いですよ?
それと燃料は満タンはちょっといただけないですね。
インプレッサのように片寄りによるエア噛みが起きやすい車両は仕方ないのですが、
満タンから半分にするだけで20キロ近く軽量化できるかもしれません。
また、燃料の量を減らすという点では不利なインプレッサですが、
片寄り防止のデバイスを組み込むことによって燃料をぐっと減らすこともできます。

また、インプレッサはかなり大きなバッテリーを積んでいる車両が多いので、
これを小型化することでかなり軽量化できます。
さほど高いものでもありませんし、
10ミリのレンチがあれば簡単に交換もできます。
小さめのバッテリーをひとつ買っておいて、
サーキットだけ載せ替えるというのもアリですね。
4000円も出せば購入できるバッテリーも多いですし、
いざというときのエンジン始動の電源にもなりますので…
液体を使ったバッテリーを持ち歩くことが不安という方は、
ドライバッテリーも最近では安価なものもあります。
普通の充電器では充電できないというデメリットもありますが、
アムクレイド前にボズに遊びに来ていただければ充電しておきます。

手軽にできると言うとこのくらいですかねえ…
ここから先は費用がかかる、軽さと引き換えに何かを失うことになる…
となってしまいます。
でもまぁ、わずかでも軽いほうがいいことは間違いありません。
もちろん、とことんまで軽くしたい!
という方にはいくらでも相談に乗ります。
トランクのアレのアレとか、かなり重いんですよね…
という話が聞きたい方はぜひとも遊びに来てください。

それではメチャクチャな残暑の作業場に戻ります…
早く涼しくならないかなぁ…

ではまた次号で!!

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