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2017-1209号 ブーストコントローラーのお話

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「ボズレター2017-1209号 BOZZ LETTER Ver.2017-1209
ボズレター2017-1209
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2017年12月09日号
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皆さん、こんにちは!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃目次
┃◎ブーストコントローラーのお話
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今回はちょっとだけ早くメルマガ発行です。
さてはN山の野郎、デートだなっ!
と、邪推したところ、
どうやら真面目に勉強するための模様…
いくつになっても向上心を失わない人間はカッコイイですね!
おれも見習わないとなぁ…

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◎ブーストコントローラーのお話
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さて! 今回のお題ですが
ブーストコントローラーに関してです。

ブーストコントローラーは、
ブーストアップというチューニングをする際の必需品です。
ブーコン使わなくても、ECUで出来るとかおっしゃる方もいますが…
プリセットした幾つかのブーストを
スイッチひとつで選べるというメリットはブーコンならではですね。

また、久田がいつも言うことですが、
「コンビニにおにぎり買いに行くのにブースト1.5とか必要ですか?」
これもまぁ、アクセル踏まなきゃいいという反論もお有りでしょうが…
これはなにもおにぎりの話をしたいわけではないのです。
状況によってブースト圧を選べることは
大きなメリットだと思いいますよ?
という話をしているのです。

雪道はもちろん、雨天のとき、燃費をわずかでも向上させたいとき、
車両に何らかのトラブルが発生しているかもしれないが、
そのまま走行を続けなければならないとき(首都高の環状線なうとかね!)など、
パワーをセーブしたいときはいくらでもあります。
そんなときにブーコンのスイッチひとつで
パワーのコントロールが出来るのは大きなメリットだと思います。

また、これはあくまでも久田個人の意見ですが、
ノーマルのソレノイドバルブを使用してブーストをコントロールするより、
高度なセッティングの出来るブーコンを使ったほうが、
ブースト圧も安定するし、その立ち上がりもシャープになる…と考えています。
同じパワーでも速さが違うクルマが存在する理由の一つといえるでしょう。
さらに、ブーコンによっては、簡易的なブースト計としての使用も可能です。
ピークホールド機能を持つものも多いですし、
ブースト計なくてもさほど不自由を感じないと思います。

と、多くのメリットのあるブーコンですが、
“あぁ、俺のクルマもうブーコン付いてるし”
とスルーしがちな方も多いと思います。
実は今回は、そんな方々に向けてこのメルマガを書いているのです。
(もちろん、ブーコン付いてない方も読んでね)

ブーコンはそれほど簡単に壊れるものではありませんが…
絶対に壊れてはいけないパーツのひとつでもあります。
なぜって簡単…ブーコンの壊れ方ひとつによっては、
ブースト圧が異常に上がり、
エンジンにダメージを及ぼすこともあるからです。
賢いブーコンですと、リミッター機能がついており、
異常と判断するほどブースト圧が上がった際には、
それを下げる機能を持つものもあります。
しかし、そのリミッター機能が作動しない壊れ方も
普通にあるのです(むしろそのほうが多い)。
ブーストが上がらない…なら良いのですが、
上がりすぎる…はかなりやばいですね。

取り付けてからもう、3,4年経っている…
という方々は、そろそろトラブルのことも念頭に置いておくべきだと思います。
HKSさんのEVCでいうと5より以前のもの…
いまだにEVC3を使っているという猛者もいらっしゃいますが…
トラストさんでは、プロフェックB、E-01あたりは
そろそろ買い替えを考えてもいいかもです。

大事なことをもう一つお話します。
ブーコンそのものはまだ快調であるものの…
ブーコンを車体側と繋いでいるホースがダメダメになっている…
これはとても多いです。
現在ボズスピードでは、ブーコンのホースは耐久性が高く、
見栄えもいいシリコンホースを必ず使っておりますが、
ブーコンに同梱されているタイプの黒いゴムホースを使用している方々は、
使用期間によってはホースの交換だけでもすぐにした方がいいでしょう。
もちろん、シリコンホースにも経年劣化はあります。
この、ホースのトラブルは先程言った
ブースト圧が際限なく上がる状況に直結しやすいのです。
メーター1000円のホースが裂けてエンジンブローなんて考えたくもないですね。

また! ここからも大事な話です。
HKSさんも、トラストさんも、ブリッツさんも…必死に働いているのです。
あ、営業さんがどっかでサボってたとかいう話ではないですからね。
この3メーカーの営業さんはサボりません。
毎日わがままなショップのオヤジのために必死に動いてくれています(断言)。
営業さんじゃなくてー、電子部門の方々…です。

ひとくちにブーコンと言ってしまいますが、その性能は日進月歩なのです。
旧モデルに比べて、一段とブーストの立ち上がりが良くなり、
タレも少なくなり、安定し、そしてより設定が複雑になり
久田が泣くという進歩を遂げているのです!
(うそうそ、扱いやすくなったものもたくさんあります。
でも、機能はどんどん増えていますね)
ブーコンを新しいものに交換しただけで、
驚くほどタービンの立ち上がりが良くなり、
タレも少なくなったという結果も出ています。
未然にトラブルを防ぐため、そして性能向上のため、
古いブーコンを使用している方々は新型を考えてみてもいいかもしれませんね。

しかし、最後に…エボ、インプに乗られている方々は、
ブーコンによっては
希望のブースト圧まで高めることが出来ないこともあると覚えておいてください。
これは純正のソレノイドバルブが仕事を頑張っちゃっているためで…
純正ソレノイドを取り外すと
イニシャルブーストが一気に下がってしまうからなのですね…
違う、そもそものイニシャルブーストが低い…が正解。
その場合は、強化アクチュエーターなどが必要になることもあります。
もちろん、強化アクチュエーターにしたかった…という方は問題ありません。
まぁ、そのへんの細かいところは店に来て久田に聞いてください。
例によって懇切丁寧に雑談交えて説明差し上げます!!

ということで、今回はこのへんで。
さぁて…N間さんのブレーキ組まなきゃ!
もうひと頑張りしてきますっ!

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