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2016-1113号 アムクレイドでのトラブルのお話/ええっという作業のお話/動的なアライメント~宿題です

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2016年11月13日号
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皆さん、こんにちは!

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┃目次
┃◎アムクレイドでのトラブルのお話
┃◎ええっという作業のお話
┃◎動的なアライメント~宿題です
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先日のアムクレイド走行会の参加者の皆様、
本当にお疲れ様でした!
大きな事故もなく、トラブルは…
まぁ、少しありましたが…

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◎アムクレイドでのトラブルのお話
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その中の一台はMさんのインプのオイル漏れ。
現地で原因はわかったものの、
パーツも工具も無いということで
諦めてレッカー搬送してもらいました。
店に戻ってリフトアップしてチェックしてみると…
オイルクーラーのフィッティングの緩みが原因でした。
4年半前に取り付けたオイルクーラーとは言え、
久田かなり悔しく、恥ずかしいです。
二度とこのようなことがないように肝に銘じるとともに、
24ミリの首振りのフレア…という、
分かる人にはわかるメチャレアな工具をオーダーしました。
今後、オイル交換時には、目視によるチェックだけでなく、
オイルクーラー周りの増し締めも
可能な限り行いたいと思います。
作業時間は多少長くなるかもしれませんが、
より安心して乗っていただけるための
お時間と考えていただければ幸いです。

もう一台のトラブルはK島さんのCT9A。
思いっきりクラッチが滑りました。
K島さんには「クラッチは時間の問題」と
何度も言っておいたのですが、
エビスでとどめを刺してしまうとは…
ちょっと滑り始めたくらいならば、
自走で帰れたのですけど…完全にやっつけちゃだめじゃん!
「最初は3速、4速で、滑ってただけなのよ~
 そのうち走らなくなっちゃった」
と笑いながら言うK島さんはたしかに豪傑ですがぁ!
クラッチは自己治癒しませんから!

みなさんも、なんとなく
エンジンの回転だけがあがってスピードが上がらないな、
などと思ったときにはすぐに久田に連絡してください。
自走できなくなってからでは色々つらいです。

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◎ええっという作業のお話
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クラッチと言えば、
このところすごいシーンを連発で見てます。
I藤さんのCTは以前ディーラーさんで
クラッチ交換をしたとのことですが、
ばらしてみたらレリーズフォークという部品の
スリーブが入っていません。
エボのレリーズフォークはだめになりやすいので、
交換をしたものの、
スリーブが別部品だと知らずに入れ忘れた…
というのが99%の原因と思われます。
ディーラーさんでもこんなミスをするんですねえ。

そしてUさんのCTは、
中古で購入したものの
クラッチのフィーリングが良くないということで
交換のために入庫。
よく見てみたら…あれ??
本来プルのエボのクラッチがプッシュに作動変更されています。
中から出てきたのは“あの”メーカーのクラッチでした。
決して悪いパーツではありませんし、
使い方によっては素晴らしい性能を出すクラッチではありますが…
ストリートのエボには向きませんね。
なぜ、このパーツを組んだのか理解に苦しみます。
これが、600馬力以上発生するエンジンを搭載した、
サーキットをメインに走るエボだ…
というなら、このクラッチはその良さを
十二分に出せるかもしれませんが…

さらにいうと、クラッチフルードの通るパイプが
作動変更のために曲げられていたのですが、
かなり乱暴な曲げ方…
もう一度元に戻そうとすると
漏れの危険性が高いために新品交換しました。
さきほど理解に苦しむと言いましたが、
このパイプの曲げ方だけを見れば、
何も考えてないって事でしょう。

基本、他所様のあら捜しをすることはご法度と考えますが、
よほどのメリットがない限り、
乗りやすさ、扱いやすさ、気持ちよさ、コスト…
をメインに考えていくべきだと思うのです。
うーん、なんか、言いたいことは山ほどあるのだけど…
書いていて、あまり気分のいいものではないので、
この話はここらでやめます。

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◎動的なアライメント~宿題です
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では、逆に嬉しかった話をひとつ。

昨日、車高調整を組み込んだK上さんから、
本日お電話をいただきました。
なにか問題でも起きたのかと少しビビり入りましたが…
「まだ全開で走れていないけど、
 とてもいいフィーリングだ。
 路面に吸い付くようだよ!」
との、分不相応なお褒めの言葉です。
喜んでいただけて何よりです。
アライメント修正時に、あと3ミリ、あと2ミリ!
などとやっているのをずっとご覧になっていて、
「そんなにシビアなもんなの?」
とおっしゃっていましたが…はい、シビアなんですよ。
また、トーがインに振られるとどうなるのか、
アウトになるとどうなるのか…
も説明させていただきました。
いつか時間があれば、
動的なアライメントに関してのお話もしましょう。

動的なアライメントってなんだ?
との質問が来そうですね。
では、今回は少し意地悪して宿題です。
私達の言うアライメント調整とは、
トー調整と、キャンバー調整がメインです。
やり方によってはキャスターの調整もできますが、
それは話が長くなるので店で聞いてくださいね。

さて、このトーとキャンバー。
静止状態で調整するのが当たり前ですが…
実際に走っているときにはどのようなデータになるのでしょう?

具体的な例をあげると、
ブレーキング時のトーは?
加速時のトーは?
どんなデータになっていると思いますか?
静止状態で、トーを前後ゼロゼロでとった場合の、
ブレーキング時のトー変化がどのようになるのか…
そして、このトー変化は車高と非常に密接な関係があります。
それはなぜなのか?
この2つに関して考えてみてください。
答えだけではダメです。
必ず理由も添えてくださいね。

ちなみに、これとまったく同じ質問を、
久田は25歳のときに、
運転の師匠格である亀田恒雄さんという方にされました。
いつもニコニコしながら、色々なことを教えてくれたなぁ…

ということで、
少しビタースイートメモリー状態の久田がお送りしました!
車高調整キャンペーンもバリバリやってます!!
どんどん問い合わせてくださいね!

それではまた次号で!

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