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2015-0802号 サブコンとフルコンのお話

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「ボズレター2015-0802号 BOZZ LETTER Ver.2015-0802

発行日:2015.08.02.

ボズレター2015-0802

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2015年08月02日号
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皆さん、こんばんは!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃目次
┃◎サブコンとフルコンのお話
┃◎編集後記
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今週、ひどい熱を出して
皆様に御迷惑をお掛けした
病み上がりの久田がお送りします!

いやぁ、久しぶりに来ました。
39.2℃ これはちとヤバイかなぁ…
と思うほどでしたが、
なんとか一晩で
高熱からは開放されました。
もう9割OKです。
まぁ、高熱とはいえ
カレーとか
バクバク食べていたくらいですから、
大したことなかったのかな…

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◎サブコンとフルコンのお話
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さて!

今回はブーストアップ話の流れで
サブコンとフルコンの
お話をすることにします。

このところ、
メインのECUでセッティングする車両が多く、
サブコン、フルコンの出番は
だいぶ少なくなりました。
でも、これらも使い方によっては
なかなかのスグレモノなのです。
では、この2つの
エンジンセッティングパーツの
説明から入りますね。

まず、サブコンですが、
これはHKSのF-CON iS や、
トラストのE-manegeなどが
これにあたります。

ノーマルECUをそのまま活かし、
燃調や点火時期の基本的な決定は
ECUにやらせます。
そして、サブコンにそのデータを入力し、
インマニ圧力や、回転数、
いろいろな温度、
スロットル開度などのデータに基づいて、
プログラムされた補正データを
出力するというものです。

遠い昔、
チューニングカーのエンジンセッティングって、
このサブコンか、
後は追加インジェクターくらいしか
なかったのです。
だからよくブローしたのですけどね…

あ、サブコンを使うと
ブローしやすいという意味ではありませんよ?
昔のサブコンはそれなりのもの・・
だっただけです。
現在のものはかなり優秀で、
きれいにセッティングを取った車両ならば、
サブコンのデメリットなど
殆ど感じないはずです。

さて、このサブコンの
メリット・デメリットですが…
まず、メリットは、
メインECUが解析できていない、
もしくは書き換えることが出来ない車両にも
使用することが出来ます。

ボズスピードで
よくチューニングする車両としては
スバルのGC8があげられます。
あれ? GC8って、
ボズでメインECUのチューニング
やってなかったっけ?
というベテランのボズユーザー様も
いらっしゃるかもしれませんね。
はい、以前はやってました。
でも、今はやめてしまったのです。
なぜなら…
GC8のメインECUをいじるためには
(年式にもよりますが)
追加基板と呼ばれるものを
ハンダ付けで取り付け、
さらに、恐ろしいほど多くの抵抗などを、
ノーマルの基板から
取り外さなければいけないのです。
以前はこの方法しかなかったので
必死にやっておりましたが、
リスクが高い、
チューニング後の信頼性に関して、
現在のサブコンのほうが上という事実を考え、
現在ではサブコン(もしくはフルコン)を
推奨しております。

そういえば、
最近とんと話題にのぼらない
エッセレーシング(笑)ですが、
久田はこの車両を
サブコンでセッティングしようと
目論んでおります。
これは結果が出たら
きちんと報告させていただきますね。
大丈夫、絶対にうまくいきますから。

また、もうひとつのメリットとして、
簡単に切り離すことが出来る…
というものが挙げられます。

メインインジェクターを交換するような
ヘビーチューニングの場合はできませんが、
ブーストアップレベルのチューニングの場合、
何らかのエンジン不調が発生した時に、
とりあえずサブコンを外してみるという
トラブルシュートの方法が取れるのですね。
プライベーターさん
(推奨しませんが)
には大きなメリットといえるかもしれません。

次にデメリットですが、
最新式の車両とは
相性が良くないことがよくあります。
これは、メインECUの頭が良すぎて、
サブコンで騙しきれなくなってしまうのですね。
もちろん、愛称の良くない車両に
サブコンをオススメすることは
決してありませんので、
その点はご安心ください。

次にフルコンですが、
これは走る性能のための制御を
ノーマルECUから完全に切り離して、
フルコンだけで行うものと考えていいです。
HKSのF-CON V-proや、
Vi-PEC、MOTECなどがこれにあたります。
これらは燃調、点火時期は
ノーマルECUのデータは一切使いません。
高度なものになると、
バルブタイミングやブーストコントロールも
フルコン側で制御することが出来ます。

メリットは、
ほとんどどのような車両にも
取り付けることが可能である
ということが挙げられます。
(最新モデルでは
 手こずることも多いですが…)
大昔のキャブレター車を
インジェクション化することも
難しくありません。
エアフローメーターを
取り外すことも容易ですので、
クソ馬鹿でかいタービンを
回したいときなどは、
絶大な威力を発揮します。
エアフロメーターは、
ノーマルより大幅に
出力を向上させようとすると
ボトルネックになってしまうことも
多いのです。

ボズでメインに使用するのは
HKSのV-proなのですが、
性能的には
ほぼ満足できるものになっています。
メーカーからのバックアップも強力ですし、
購入して後悔するパーツではないと思います。
特に、排気量アップ、タービン交換、
作用角の広いカムシャフトを組んだ
エンジンに関しては、
ノーマルECUよりも
はるかに安定させることも可能です。
アイドリングが乱れるから使わない
というチューナーさんもいるらしいですが、
それはあんたがヘボなだけだって…

デメリットは、
大きい物が2つ。
まずひとつは、
サブコンと同じように
最新鋭の車両の場合
相性が悪いことがあること。
エボ10のSSTなどは
かなり難しいかと思います。
そしてもうひとつは…
価格が高いことですね。
セッティングを入れると
40万円ほどの出費となります。
高性能ではありますが…
やはり少し考えてしまうのは
無理ないことですね。

さて、サブコンとフルコン。
駆け足でしたが
ざっと説明させていただきました。
なんとなく
メインECUでセッティングしたほうが
いいようなイメージが有るかもしれませんが、
使い方によっては
更によい結果が出ることもあるのです。
どちらがいい、悪いではなく、
ケース・バイ・ケースということなのですね。

これ以上詳しいことは、
ぜひボズスピードにいらしてください。
飽きるまでご説明差し上げます!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
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あ、アムクレイド走行会、
次回は8月30日です!
まだ申し込みされてない方はお早めにっ!

ということで、
恒例のリキモリオイル
10%オフのキーワードは

“アムクレイド行きます!”

にいたします。
マジで言わないと引かないからね!!

それではまた次号で!

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