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2019-0901号 ホースのお話

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ボズレター2019-0901号 BOZZ LETTER Ver.2019-0901

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2019年09月01日号
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皆さん、こんばんは!

一昨日。。ちとのんびりと飲もうかと川口のH氏に誘われ、
たどり着いたのはいい感じにオールディーズな焼き鳥屋さん。
とりとめもない話をしつつ、ビールを飲むこと20分ほど…
すると、後ろから「こんばんは」という聞き覚えのある声が…

なんとMくんが久田の後ろに立っているではないですか!
Mくんは確か今は関西のはず。なんでここにいるの??
と少し頭が混乱しておりましたら…
その後ろから、S石オヤヂ、人柱N間さん、
おらぁっ!のO秋さん、N平さん、M太郎さん、
なぜかK信用金庫の皆さんまで…
それも全員が手に手に花を持って…さらにSマンまで参戦…
どうなっているんでしょうね、これは!!

はい、もうお気づきの方もいらっしゃるでしょうが…
久田の還暦祝いパート2でした。
先日のアムクレイド走行会の現場で完全なサプライズを噛まされましたので、
それで禊は終わったと思いこんでおりました…まさかの2段構えとは…

それも、友人だけ、お客様だけ…ならまだわかるのですが、
友人から取引先金融機関からお客様から、お手伝いマンまでって…
この人達はどうやって横の連絡をとったのでしょうね。
挙げ句に、Mくんなどは、京都から吹っ飛んできたらしく、
さらに明日は昼からまた仕事です!と笑っておりました。
どんだけフットワーク軽いんだよ…
まぁ、ともあれ、本当にありがたいことです。
まだまだ頑張らねばと決意を新たにした次第です。

こんなダメチューニング屋の還暦を祝ってくださった数多くの皆様。
素晴らしいケーキを送ってくださったT中氏、
高級なお酒を送ってくださったMくんのブレーキマスターにかぶせてある
ヒョウ柄パンツで有名なR子さん、
高級なお肉をくださった、神取忍似で、幼稚園の園長先生のHちゃん。
本当にありがとうございました!
一生の思い出になりました! 感謝にたえません!

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◎ホースのお話
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さて、今回のネタですが…
だいぶ長い前フリを書いてしまったので、軽めのネタ行きます。

それはホースです。
過去、何回か書いておりますが、
今回は総括的に書いてみようと思います。
このところ、比較的低年式の車両を触ることが多かったのですが、
いろいろなホースがダメ…ひび割れ、亀裂などはもちろん、
抜こうとすると引きちぎれる…レベルに傷んでいる車両もありました。

一般的に、自動車に使われているホースはゴム製がほとんどです。
エンジンルームで使われているゴムホースは、
焼き芋が焼けてしまうのでないかという温度に耐え、
中にオイルを通し、ガソリンを通し、すごい圧力に耐えているものも多いのです。
ぶっちゃけ…こんな状態で永遠に持つわけ無いじゃん…
まぁ、たとえぶっちゃけても、それほどひどいことにはならないホースもあります。
しかしながら、絶対に壊れてはいけないホースもたくさんあるのです。

まず、燃料ホース。
ガソリンが漏れたら火災が発生する危険性がとても高いですね。

オイルクーラーのホース。
これが漏れると当然ながらエンジンオイルが不足し、
エンジンブローの危険性があります。
また、漏れたオイルが事故の原因になることもありますね。

ラジエターホース。
エンジン冷却水が不足してこれまたエンジンブローでしょう。
ピストンが割れた、メタルが潰れた系のエンジンブローと異なり、
熱でブロックやクランクが
ひん曲がってしまうという壊れ方をすることもありますので…
エンジンオーバーホールも出来ないということにもなりかねません。

ターボホース。
加圧側。コンプレッサーからインタークーラー、
スロットルまでのホースが破けますと、
エンジンが急に停止する場合もあります。
てか、停止する危険性が高いです。
田舎の一本道ならともかく、首都高速環状線の上で破けると怖いです…
命に関わることにもなりかねません。

バキュームホース。
さほど問題にならないホースもありますが、
ターボチャージャーのアクチュエーターを作動させているホースが破けてしまうと、
ブースト圧がとんでもなく上がってしまってエンジンブロー、
タービンブローに繋がる場合もあります。
ノーマルECUの場合は、
異常なブースト圧がかかると
燃料カットなどのセーフティがかかる場合もありますが、
書き換えをしたECUの場合、
チューナーによっては、
燃料カットがほぼ入らないデータにしている場合もあります。
(これ、ダメだよね)

エンジンルームではありませんが、
ブレーキホースも定期的に交換したいパーツの一つです。
ブレーキホースの場合は、破ける…
というトラブルは見たことがありませんが、
カシメから抜けるは、何度も見たことがあります。
ブレーキホースが抜けますと…
はい、当然ブレーキは効かなくなりますね。

ということで、色々とやばいホースがみっちりと詰まっている。
それがクルマのエンジンルームなのです。
「別に今調子悪くないし」で済むことではないのです。
新車登録時から10年以上経っているクルマにお乗りの場合は、
定期的に点検、交換を行う必要があります。
もちろん、ご自分で点検でもよいのですが、
目視だけではなかなかわからないこともあります。
さほど予算のかかることもでもありませんので、
久田に遠慮なく相談してみてくださいね。

最後に、久田もよく使うシリコンホースに関してですが、
一般的なゴムに比べて、遥かに耐久性が高いというメリットがあります。
若干コストは高くなりますが、
出来る限りシリコンに交換してしまうというのも良いでしょうね。
もちろん、使えない場所もありますので交換はプロに任せましょう。

プロの交換したシリコンホースと言えば…
時々ひどい状態のものがあります。
シリコンは一般的なゴムに比べてはるかに柔軟なので、
多少大きなニップルに無理やりねじ込む…ということも可能です。
でも、これはないだろー というレベルの無理やり…
を見かけることがあります。
変換のアダプター使うとかさ…もちっと真面目にやれよと思う久田です。

まぁ、人のふり見て…ですね。
これからもきっちりやっていきたいと思います!

さて、今回はここらで失礼します。

あ、そうそう、久田のブログやタイムラインにも時々出てくる
和歌山のマスダタイヤさん。
そこの社長(お兄さん)の弟さんであるみっちゃんは、
タイヤマンM-techというお店を持っているのですが…
どっちかいうと、久田と仕事がよくかぶるような走り系のお店でもあります。
鈴鹿にいたS石オヤヂの車両が不調になり、
みッちゃんのお店が近いということで行って直してもらったこともあります。
技術的にも、人間的にも、とってもおすすめのお店なのですが…

先日、メルマガの読者の管理用のメールフォルダを見てみたら…
ありゃ、みッちゃん登録してくれたんだ…と。
いろいろなプロの方が読んでいるこのメルマガ、
変なことは書けませんねえ…
これからも正しい情報をわかりやすく書いていきたいと思います。
よろしくおねがいします!!

それではまた次号で!

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