2017-0709号 オーバーヒートのお話/シートのお話
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「ボズレター2017-0709号 BOZZ LETTER Ver.2017-0709
ボズレター2017-0709
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2017年07月09日号
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皆さん、こんにちは!
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┃目次
┃◎オーバーヒートのお話
┃◎シートのお話
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37.6度をマークしているボズスピードから、
汗だくの久田がお送りするメルマガです!
このメルマガ…
チューニングの基本のキホンをお伝え出来るというメリットや、
そのネタを書いた直後に、
「そーいや、プラグ替えてなかったっけか…この際替えておくか」
とお考えになってボズの仕事につながるなど、
なかなかやる気の出る仕事ではあるのですが…
正直作業がめっちゃ押しているときなどは、
時間を割かれることが辛い時もあります。
が!! 今日はめっちゃやる気ですよ!
何しろね…このメルマガ書くときは
“裏の部屋”と呼ばれる場所で書いているのですが、
ここはボズの中で唯一エアコン付きの涼しい場所なのです。
ふぅ。普段はここにいると、なんとなーく罪悪感があり、
暑い作業場に出てガシガシ作業しなきゃだめじゃん!
と思うのですが、
メルマガ書かなきゃいけないですからね!
ここにいるのも仕方ないのです!
って、早く書き上げて作業しなきゃダメなんだけどさ…
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◎オーバーヒートのお話
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ブログにもうっすら書きましたが、
このところオーバーヒートで入庫のクルマがとても多いです。
なんと、このメルマガの担当編集であるN山のチェロキーもダウン。
本人は「水温計がおかしいんだよ…」などと申しておりましたが、
いや、水温計多分あってるから。
なにしろ冷却水が半分ほどしか入ってなかったですからね。
ラジエター内もサビサビ。
ということでラジエターとホースを交換しましたが、
水温計振り切るほどまで上がっても
エンジンはどうやら無事だったようです。
すげーなアメ車!
同時期に同じくオーバーヒートで入庫した某氏のランサーは
エンジンオシャカの匂いなのに…
こちらは水を入れてエンジンを掛けてみたら、
オイルがプカプカ浮いてきました。
最低限ヘッドガスケットは交換ですね。
熱ひずみが入ってたらエンジン全バラになるかもです。
半年前の車検の時に、
そろそろ水回りやばいですとお伝えしておいたのになぁ;;
みなさんも冷却系に気をつけてくださいね。
なんとなーく不安がある方は、
いつでも久田に電話してください。
もちろんご来店していただければさらによいです。
大切なエンジンを壊す前に先手を打ちましょう。
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◎シートのお話
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さて、今回の本ネタですが、少し地味な話を致します。
先日、はじめてご来店のお客様の車両を動かそうとしたときのことですが…
足の短い久田はお客様のポジションではペダルに足が届かず、
シートを前に動かそうとしたのですが…
これがまた、すっげーー硬い!
え? このシート、固定? と思えるほどに硬かったのです。
シートはボズでもおなじみのブリッド製です。
シートレールも同社のものでした。
これね…完全に取り付けミスですね。
久田が思うに、分割式のシートレールに、
シートのステーを先に固定してしまった結果だと思います。
理想を言えば、シートレールにシートステーを仮止めし、
シートを仮止めした後に車両にシートレールを固定します。
それからシートを本締め、
シートステーをシートレールに本締めするべきなのです。
この手順を適当にやると、
シートのスライドがひどく硬いものになってしまうことがあります。
しかしながら、シートを取り付けた状態で
シートステーとシートレールを固定するのは
かなり辛いものがあるのです。
狭いし、工具は入らないし、無理じゃん!
と思うこともしばしば。
そこで順番を適当に、
作業しやすい順番で本締めしてしまう人もいるのですね。
これはB社(いまさら社名伏せても遅い)にも少し問題があります。
もうすこし締めやすい作りにしてくれればいいのですが…
構造上難しいのかもしれませんね。
ともあれ、このめちゃくちゃ硬いシートのスライドは、
調整いかんでスルッスルにすることも出来るかもしれません。
まぁ、あんまりするするにすると、
面白い光景になってしまうこともあるのですが…
某、M君の車両の場合、
シートレールが若干前上がりに傾いて取り付けられることになります。
小柄なM君の体型に合わせるため、
オフセットステーを取り付けたのですが…
このときに、やや気に入らなかった
シートレールとステーの再調整を行いました。
結果的にスルスルになったのですが…
M君が車両に乗り、
シートを動かそうと両手でシートレールのロックを外すと…
そのまま一番後ろまでさーーっと滑っていってしまうのです。
おぉ! スムーズ!
そしてM君は前に出そうとジタバタするのですが…
両手をロック解除のレバーにかけているために足で必死に前に…
そこで力尽きて一番後ろまでスルスルと動いてしまうという、
抱腹絶倒、笑っちゃいけないけど面白いというシーンになってしまいました。
ドリフかあんたは!
まぁ、レールが前上がりになっている車両の作りがいけないのですねw
あー、おかしい。ということで!!
B社のシートをお使いの方で、
スライドの硬さが気になる方は遠慮なくおっしゃってください。
調整で良くなる可能性もかなり高いですよ?
また、1年以上前にボズでシートを取り付けたお客様。
シートの取付けボルトの緩みは死亡事故にも直結いたします。
点検はいつでも行いますので遠慮なくおっしゃってください。
もちろん、ウチで購入したものでなくても大丈夫です。
その分工賃が少し高くなりますけどね…。
また、シートの角度調整なども承っております。
久田までお問い合わせください。
さて…残念ですが…メルマガ書き終わっちゃいました…
灼熱の店内に突入する時間のようです…
気合い入れていってきます!
それではまた次号で!!
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