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2014-1207号 トレッドのワイド化のお話

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「ボズレター2014-1207号 BOZZ LETTER Ver.2014-1207

発行日:2014.12.07.

ボズレター2014-1207

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2014年12月07日号
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皆さん、こんにちは!

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┃目次
┃◎トレッドのワイド化のお話
┃◎編集後記
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昨日は、急に決まった忘年会であるにもかかわらず、
15名ものお客様にご参加いただきました。
本当に有難うございます。

連絡が取れなくて参加できなかったお客様、
仕事の都合で参加できなかったお客様。
本当に申し訳ございません。

また、幹事を引き受けてくださったM様。
本当にお疲れ様です。
費用も安く、料理も美味しいいいお店でした。
ナイス店選び!

学校が終わってからマッハで駆けつけてくれたUD川君、
仕事の後に飛んできてくれたO井さん。
お疲れ様です。

しかしまぁ、O井さんって、
人気者なんだなぁ。
あの、怖い顔であんなに愛されてるとは…やはり人柄ですかね!!

O秋さん、M下さんも、
お忙しい中、ご参加有難うございました。
O崎くんにずっと説教しながらも、
可愛がってるのがアリアリで微笑ましかったです。
T中さんは、今回久田とずっと差し向かい。
久しぶりにお会いしましたが、お元気そうで何よりでした。

このT中さん。
実は…久田の大事な大事な秘密兵器のうちの一人なのです。
O井さんと同じカテゴリー(爆)で、
外見は怖いのですが…
実は非常に知的なお仕事をされている方でもあります。
そして…ECUのチューニングに関して、
ど~~~しても久田がお手上げの状態になった時に、
さっと現れて問題を解決してくださる方でもあるのです。
ありがたやありがたや…

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◎トレッドのワイド化のお話
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今回のメルマガは、
このT中さんから忘年会中に質問を受けたことをお題にしたいと思います。

その質問とは…

“ホイールを外に出したいときに、
ロングハブボルト使ってスペーサーと、ワイトレ使うの、
どっちがいいの?”

というものです。

まず、登場人物の解説から始めましょう。
まず、スペーサーは、皆さんよくご存知だと思います。
ハブと、ホイールの間に入れて、
インセットを調整する円盤のようなものですね。

このスペーサー、とても便利なものなのですが、
一般的には5ミリ位までのものしか使えません。
なぜなら、あまり厚いものを入れてしまうと、
ハブボルトの長さが足りなくなって、
ホイールを装着しようとした時に
十分なねじ山を使うことができなくなってしまうのです。
2~3山しか噛んでいないホイルナットなど
恐ろしくてとてもではありませんが運転できませんね。

そこで登場するのが、ロングハブボルトです。
ノーマルよりも長いハブボルトに交換することによって、
スペーサーをかませても十分にホイルナットの山が噛むようにするわけです。

最後にワイトレ…と呼ばれるパーツですが、
省略しないで言うと、ワイドトレッドスペーサーといいます。

これはアルミ製の円盤から、
ノーマルのハブのように
ホイール装着用のハブボルトが出ているものと考えてください。
この円盤をノーマルのハブボルトで固定することによって、
円盤の厚み分だけホイールは外にオフセットされる形になるのですね。

このどちらが、トレッドを広げるときに正しい方法なのか?
というのがT中さんの質問なわけですが…

正解を言ってしまうと、
それぞれにメリット、デメリットが有りますので、
一概には言えない…という
まことにはっきりしない嫌な返答になってしまうのです、
ごめんなさい。

いやいや、逆に言えば、
それぞれのメリット、デメリットを理解すれば、
自分にピッタリの方法を見つけられるということでもありますね。
では、考えていくことにしましょう。

まず、スペーサー、ロングハブボルトのメリットですが、
脱着と厚みの変更が容易であるということが挙げられます。

単純に見た目を変更したい方ではなく、
ハンドリングの味付けのためにスペーサーを使用する人なら
この方法がベストでしょう。

アムクレイドの走行会などで、

“1本めはちょっとオーバーステア気味だったから、
2本めはフロントの5ミリを抜いて、
リアに入れてある5ミリを10ミリに変更してみよう、
こうすればオーバー傾向が低減するかも”

なんて使い方ができます。

また、ホイルナットの締付けトルクのチェックが容易であるということも
メリットのひとつですね。

逆にこの方法のデメリットは、
ハブボルトは簡単にノーマルに交換するというわけにはいきませんので、
冬にスタッドレスタイヤを装着したノーマルホイルに交換したい、
その時はスペーサー入れると雪が噛んでフェンダーに当たりやすくなるので、
スペーサーは無しにしておこうかな…と考えると、
ノーマルホイールから、
ビョーンと飛び出したロングハブボルトがかっこ悪い…
または、三菱車のように、
純正ホイールは専用のホイルナットを使用している車両の場合、
飛び出したハブボルトが、
袋になっている純正ホイルナットにどん付いて
締められないということにもなりかねません。
これ、めっちゃ危険なので要注意です。

次にワイトレのメリットですが、
ハブボルトそのものの長さはほとんど純正と変わりませんので、
ワイトレを取り付けたまま社外ホイールを取り付けても、
純正ホイールを取り付けても全く問題はありません。

また、PCDの変更も自由にできますので、
114.3の4穴、などという、
今となってはレアな車両にお乗りの方でも、
100の4穴などという、
ポピュラーなPCDに変更することも簡単にできます。
ホイール選びにぐんと幅が広がりますね。

次にデメリットですが、
ホイールを取り付けているナットの締付けトルクは簡単にチェックできますが、
ワイトレを取り付けているナットのトルクをチェックしようとすると、
毎回ホイールを取り外さなければなりません。
これはかなり面倒です。

また、ホイールのデザインと、
ワイトレの厚みによりますが、
薄いワイトレを取り付けると、
ワイトレから純正のハブボルトが飛び出してしまうことがあります。
この飛び出したボルト分の逃げがホイール側にあればいいのですが、
もしそれがない場合…もっと厚いワイトレに変更するか、
ホイールを交換するか、
純正ハブボルトを切るかの3択になってしまいます。

それぞれのメリット、デメリットはだいたいこんな感じですが…
この3つに共通して言えることがあります。

それは、クォリティの高いものと、
ひどく低いものが、市場には混在しているということですね。
クォリティの高いものをきちんと取り付け、
さらに定期的なチェックを行えばほとんど問題のないチューニングですが、
ひどいものを購入すると…悲惨なことになります。
ひどく危険ですらあります。

十分に注意してくださいね。

さて、手軽にトレッド変更、
タイヤの取り付け位置を変更できる2つの方法。
どちらが自分に向いているかご理解いただけましたか?

まだ、よーわからんという方。
毎度の話ですが、遠慮なく久田まで聞いてください。
納得して頂けるまでご説明差し上げます~~

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◎編集後記
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それではまた次号…おおお???
現場から緊急入電です!!

たけちゃんが“見事なナメック星人だぁ!” と叫んでおります!!

どれどれ…おおお!!

今日降ろしてバラしたK林さんの6速ミッション。
見事に2つのギアが丸坊主になっておりました!!
他のギアもちょっと心配だなぁ…ともあれ、
急いで直さないと年越しになってしまいます。
頑張ります!!

さて、いつものリキモリオイル10%オフのキーワードです。

“新年会いつですか?”

にします~

なんか、うち、いつも宴会してるみたいね。
ま、いっかぁ。
それではまた次号で!!

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