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2014-0608号 久々にタイヤチョイスとタイヤのお話

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「ボズレター2014-0608号 BOZZ LETTER Ver.2014-0608

発行日:2014.06.08.

ボズレター2014-0608

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2014年06月08日号
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皆さん、こんにちは!

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┃目次
┃◎久々にタイヤチョイスとタイヤのお話
┃◎編集後記
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ひどい天気のボズスピードからお送りします。
昨日はさらにひどい天気でしたねえ…

夜、11時半位に、嵐の中を交差点で一時停止していたら…

市街地を、明らかに3桁の速度で
爆走中の車両が目の前を通過…

危ねえ…

黒っぽい服を着て、
自転車に乗っている人でもいたら
どうするんでしょうねえ。

ただでさえ滑りやすい雨天。
それも水たまりがガンガン出来ている嵐です。
死にたいのか、殺したいのか…

これから、しばらくは雨も多いと思います。
皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね!

先日オプションさんの取材で、
Z34ターボを箱根に持って行きました。
ブリヂストンの新型タイヤ、
S002アドレナリンの取材です。

このアドレナリン…
すでに何人かのお客様には購入して頂いておりますが、
RE11Aに比べたらグリップレベルは落ちるものの…
とても乗り心地がいいことと、
ステアリングのレスポンスがとてもシャープで気持ちが良いこと。
そしてトレッドのデザインがスポーティでカッコイイ。
さらに! とてもお求めやすい価格であることが魅力です。

簡単に言うと、
タイムアタックには向かないけれど、
街乗りには最高!
というタイヤです。

詳しくは店で久田に聞いてくださいね。
じっくりと説明差し上げます。
あ、もちろん現物もありますので、
トレッドパターンはよ~~く見てください。

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◎久々にタイヤチョイスとタイヤのお話
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さて! という長い前振りをした後に
出てくる話は…当然タイヤです!

まさかとは思いますが、
この梅雨時期に
スリップサインの出ているようなタイヤを履いている人は
いないでしょうね??

「タイヤがやばいのはわかってるんですが、金がなくて…」

という考えの方も多いと思います。
大企業以外は景気悪い会社多いしね…
予算が厳しいのは全然恥ずかしくないです。
でも、そのタイヤで走り回って、
万が一事故起こしたらどうしますか?

この場合は、とにかくクルマには乗らない!
タイヤ購入が可能になってから、
また走り出すようにしましょう。

ほんのちょっとだから…
あまり飛ばさないから…
今まで大丈夫だったから…

こんな理由で走りだして事故を起こしたら、
下手をすれば人生をフイにしてしまいます。
絶対にやめてくださいね。

さて…

それではタイヤの具体的な選び方についての話をしましょう。
まず大切なのは…

良いタイヤ=グリップするタイヤではない。

これを理解することです。

(じゃあ、グリップしないタイヤが良いタイヤなのか
と言われると困ってしまうのですが…)

確かにハイグリップなタイヤは、
きちんとチューニングされた
サスペンションを持つ車両に取り付ければ、
サーキットでは素晴らしいラップタイムを
実現してくれるのですが、
同時に減りが早い、乗り心地が悪い、
騒音が大きい、空気圧による性能の変化が大きい、
タイヤの温度による性能の変化が大きい、
滑りだした時のコントロールが難しい…
などというデメリットも発生してしまうことがあります。

久田が以前、半デモカー、半個人用のアシとして、
FD3Sを所有していた時、
普段は街乗り用としてセカンドグレードのタイヤを履き、
サーキットでのタイムアタックの時はハイグリップを履いていたのですが…

もうね、楽しさが段違いなのです。

確かに、グリップは圧倒的にハイグリップなのですが、
セカンドグレード…って、わかりにくいね。
Y社のグ○ンプ○ M○ ってタイヤですね。
あぁ、懐かしい。
こちらのタイヤの場合、
滑り出しがとても穏やかで扱いやすいのです。
那須エクスプローラーサーキットというサーキットが昔あったのですが、
もう、全コーナー横に向けっぱなし。
最終コーナーから1コーナーまで、
横に向けたまま行けるのではないかと思えるほど振りっぱなし。
それでも、全然怖くないし、
久田の腕でもコントロールは十分可能なのですね。

ところが、これがハイグリップなSタイヤなどになると…
今度はぐっとシビアなコントロールが要求されます。
この2つのタイヤのタイム差は1.5~2秒ほど。
決して小さな差ではありませんが、
楽しさを考えたら…どちらがいいのかはわかりませんね。

久田はなるべく色々なタイヤを使うようにしておりますし、
各タイヤの特性をなるべくわかりやすく
お客様に説明することを心がけています。
お客様の使い方をよく考えてお勧めしています。
“これしかない”とか、“これが一番”なんてタイヤは存在しないのです。

次にタイヤのサイズに関してですが、
見た目と、そして速さを考えると…太ければ太いほどいいです!!

よく、太すぎるとパワーを食われて良くないとか、
ハンドリングがどーたらこーたらとか、
色々言う人がいますが…少なくとも、
うちが計測したタイムでは太ければ太いほど良い結果が出ています。

ちなみにBRZで、
8.5インチのホイールに噛ませた245と9.5インチの265ですと、
筑波コース2000で0.5秒ほど265のほうが速いですね。

まぁ、BRZに265は極端過ぎるサイズでもあるのですが…

ともあれ、早くてカッコイイなら、
そっちのサイズが欲しくなりませんか?
もちろん、太いサイズを履きこなすには、
それ相応の太いホイールが必要になりますので、
いたずらにタイヤだけを太くすれば速くなるというものではないのですが…

また、空気圧もタイヤの性能を引き出す重要なファクターです。
でもね…この空気圧。
いくつがベストという値はないのですね。
タイヤによっても、扁平率によっても変わります。

さらに、恐ろしいことに、
タイヤによって、ベストなアライメント値まで変わってくるのです。
単純にこのタイヤはいいの悪いの…とは言えないのですね。

とまぁ、こんな感じのことも、
久田はいくらでも説明いたします。
きっと…というか絶対。

通販のお店には値段では勝てないと思います。
でも、あなたにピッタリのタイヤは何なのか。
どんなホイールと組み合わせればいいのか。
どんな使い方をすればいいのか。
これをしっかりと説明し、
さらにはメーカーから一番フレッシュな出来立てのタイヤをお送りできる。

これがボズスピードなのです。

タイヤに関して何かわからないことがあったら、
いつでも遠慮なくおっしゃってくださいね。
常連さんだけでなく、一見さんでももちろんOK。
もうね…晩御飯だから帰りたいって言い出すまで
説明して差し上げます!!!

とまぁ、こんな感じで駆け足でタイヤを説明しましたが…
このところ、もうダメ…
って感じのタイヤを使っている人を多く見かけます。
アウト側はそこそこ山があるのに、
イン側はカーカスがこんにちはしてるとか…

(↓写真はこちら)

2014-0608号メールマガジンの写真

ご自分では、あまりイン側を見ないという人も多いですからね。
うちでオイル交換をして発覚する方も多いです。
う~ん、超手前味噌ですが…役に立つなぁ、うちのオイル交換。

とにかく!! 何度も何度も言いますが!!
どんな高性能なエンジンも、サスペンションも、ブレーキも!
路面に伝達するのはタイヤです!!

ある意味一番大事なパーツ??

それがタイヤなのです。
忘れないで下さいねっ!!

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◎編集後記
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ふ~~、このメルマガを読んだ方。
冒頭にある、ひどい天気のボズ…って、
今日ってそんなに天気悪かったっけ?
と思うでしょ??

ちゃんと昨日から書いてるんだい!!
N山にあまり苦労かけないようにしようという努力はしてるのよ…

でもさ、Mさんとか、K藤さんとか、Y田さんとか、
K林さんとか、B場さんとか、O越さんとか、Y口さんとか、
W島さんとかU田川くんが来るとさ…
ついつい楽しくて話し込んじゃうんですよね。
ま…それがうちの持ち味と思ってもらって、
N山には我慢してもらいましょう!!

つーことで、また次号でお会いしましょう。
あ、今回のキーワードは、

“ちょっとタイヤチェックして”

です。
例によってリキモリオイル10%オフです~
ではまた!!!

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