2013-0912号 シートのお話
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「ボズレター2013-0912号 BOZZ LETTER Ver.2013-0912
発行日:2013.09.12.
ボズレター2013-0912
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2013年09月12日号
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皆さん、こんにちは!
ここ数日、軽い雨が降ったりやんだりですが、涼しくて助かります。
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┃目次
┃◎シートのお話
┃◎編集後記
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数日前まで、
エボGT-Aと、インプGTBのECUセッティングで
ウンウン唸ってましたが…
こんな時に暑いと…
“ええい、やってられっかー!”
となりがちな久田なのです。
でも…GT-Aは、
自分の乗ったことのあるノーマルタービンGT-Aとしては
最速と思えるセッティング結果が出せたと思います。
O野さん、喜んでくれるかな。
実は久田、最近GT-Aを手に入れました。
時間がなくて自分のGT-Aは全然触れていませんが…
コイツのECUも少しいじり倒してやりましょうかね。
エボⅩの時は高速燃費を9.5から11にまで伸ばすことが出来ました。
同じように燃費も伸ばすことが出来るものなのか、
ちょっと頑張ってみようと思います。
ちなみにO野さんのECUも間違いなく燃費は伸びる仕様。
お客様のレポートが楽しみです。
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◎シートのお話
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さて!
今回のお題ですが、シートの話をさせてください。
本日朝一番のお客様のうちの一人は、
U原さんという穏やかな好青年ですが、
今日はお父様と一緒に来ていただきました。
ありがちなんだけどさ…お父様、なんと俺と同級生!!
もうね、若いお客様が多いだとか何とかじゃなくて、
息子の年代だということですね。
しくしく…まぁ、世代が同じということもあって、
お父様とは話が合いまくりで楽しい時間を過ごさせてもらいましたが…
そのときにポンと出た話がシートに関して。
んじゃあ、今回のネタはそれで行くかと決まったわけです。
さてと…
久田がお客様にシートの交換をお勧めする場合、
何を最も重視すると思いますか?
ドライビングポジション?
ホールド?
見た目?
疲れにくさ?
どれも大事ですねえ…
でも、違うんです。
何よりも大切なのは、安全性。これです。
シートに安全性って…
と、悩んでしまう方はいらっしゃいますか?
きっとその方はまだうちに遊びに来てくださってませんね…
ぜひ来てください。久田が必ず説明する事柄のひとつです。
レースの中継、特に雨のレースを見ていると、
高速コーナーでゆっくりとスピンしながらコントロールを失い、
そのままリアからドカンとクラッシュするシーンを見たことがあると思います。
このシチュエーションでシートの安全性が問われます。
まっすぐにフロントから突っ込む場合も安全性は大切なのですが、
この場合はシートも大切ですが、
シートベルトがドライバーを守ります。
シートレールにステーを介してベルトを取り付けるという、
クソッタレな仕様でなく、
シートベルトがきちんと取り付けられていれば、
ドライバーは、車外に放り出されることもなく、
生き残れることがほとんどのはずです。
ところがリアからクラッシュした場合は、
シートベルトはなんの役にも立ちません。
シートと、シートレールの強度だけが頼りになってしまうのです。
猛烈な速度がほぼ瞬時にゼロ近くまで減速されます。
その時に、ドライバーズシートに座っている人間にかかる
慣性力は半端なものではありません。
その力をもし、シートが受け止められなかったとしたら…
腰の位置でシートが折れるというパターンが多いのですが、
最悪の場合はもちろん死亡。
死亡しないまでも、脊椎を損傷させて、一生歩けないとか、半身不随…
下品な話ですが、○ンコ勃たないとか…恐ろしいですね。
ということで、スポーツシートに要求される性能で、
最も大切なことは、ドライバーを守るだけの強度があるか否か…
ということになるのです。
はい、ここまでわかりましたね?
では次に、具体的なシートの選び方ですが…
簡単です。ブリッドかレカロ買ってください。
なぜ、この2メーカーなのか…
それも簡単です。この2メーカーは久田が知るかぎり、
きちんとしたテストを行っているのです。
それでは次に、このメーカーの、
どのシートを購入すればいいかをお伝えします。
これも同じように簡単です。
まず、ボズスピードにご来店ください。
ブリッド社のいくつかのシートは、
当社のデモカーに装着されています。
まず、それに座っていただきます。
そして、そのシートの形状が好みに合うかどうか、
もし合わないなら、シートの形状やシートバックの角度。
サイズ、ドライビングポジションの
どの部分が好みに合わないのかを久田にお伝え下さい。
私はそれを伺って、
ブリッドのどのシートであればお客様にぴったりなのかをお伝えします。
あとは、豊富にある色とデザインを選ぶ楽しい仕事です。
そして数日待っていただければ…
あなたの好みにぴったりなシートが届いているということになります。
ホールド性に関しても、見た目に関しても、
疲れにくさに関しても…この段階で全てクリアしています。
考える必要はないのです。
必ずあなたを満足させてくれるはずです。
これはシート選びを最上の方法で行ったパターンですが…
最悪なパターンとしては…
誰が作ったかわからない
海外製の恐ろしく安いバケットシートを通販で購入する…
というものがあります。
たしかに安価なものがあります。
しかし、あなたの命はそんなに安いのですか?
シートはドライバーを守るとても大切な安全パーツであり、
あなたのパフォーマンスを最大限に発揮させる
チューニングパーツでもあります。
冗談ではなく、シートでラップタイムが変わるのです。
決して安直な選び方はしないでくださいね。
う~~ん、書き終えて思うのですが。
なんか、ブリッド社の宣伝みたい…
でも、嘘は何一つ書いておりません。
本当に危ないんですよ、安いシート。
久田は何回も見てきていますからね…腰部分が割れたシート。
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◎編集後記
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このところデモカーのチューニングが足踏み状態です。
たくさんのお仕事を頂いてほんとうに有難いのですが…
そろそろ、デモカーもやっていかないとなぁ…
届いてるパーツも、作ったパーツも、
頭のなかにアイデアもあるのです。
早いところ形にするぞ~~!
さて、今回のキーワードですが…
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