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DEMIOディーゼル(バカっぱや)開発日記 その①

N山がついに怒った… 

“てめー! せっかく気合入れてウェブ作ったのに、お前が原稿書かないからいつまでたっても新しいコンテンツが出来ねーだろうがっ! いい加減にせいや!” と、言ったとか言わないとかはともかく、心のなかでそう思っているのは見え見え。はい、いい加減にしますと言わないことにはウェブの存続にも関わってきそうです。ということで書きます! 最近ボズが何をしているのかを赤裸々に書いてみせましょう! エボ、インプの店と思われているボズスピードですが、それだけじゃなんだぞ! というところをガッツリ見せようではありませんか!!

DEMIOディーゼル開発日記 その①

ここ1年ほどの間、久田がず~~っと気になっていたエンジンがあります。それはディーゼル。雑誌のレポートや、ウェブでの評判を見るとマツダのディーゼルの評判がとても良いではないですか。欲しいなぁ、でも高いよなぁ…と悩むこと1年。ついに購入に踏み切りましたデミオディーゼル! 購入した理由はいくつかあるのですが…わかりやすいように箇条書きにしてみましょう。

*まだディーゼルエンジンのチューニングはしたことがないのでやってみたかった。

*雑誌、ネットでの評判がとてもよろしい。ホントかどうか自分で見てみたい。

*ボズの扱うオイルはもちろんリキモリ。リキモリオイルはドイツのメーカー。んで、ヨーロッパでは現在ディーゼルが主流。てことはリキモリはディーゼルに強い。

*デミオのデザインが好き。カッコいいよなぁ、このボディ。

*チューニングメーカー数社にうっすら打診してみたところ、ディーゼルやる気満々なメーカー多数。

*この近所で一番腕利きのディーラーマンと会いたいと、某ルートからマツダさんにお願いしてみたところ、元若乃花そっくりの人が来て笑ってしまった。(嘘ですごめんなさい、お世話になってます)

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という、ここまで条件揃ったら、いくら予算なくても買うしかないだろ! という状況にまで追い込まれたわけです。ということで、ブタの貯金箱を泣く泣くぶち壊し、デミオの頭金にして買いましたとも!! しかし…言わずと知れた超人気モデル。値引き渋いです。めっちゃ渋いです。強気でぶちかましてやるぜ! と勢い込んでマツダに乱入したものの、元若乃花の立合いの鋭さに負け、一気に徳俵に指一本かかる状況まで押し込まれる始末です。

しかし、ここで負けては男がすたる、その上にデモカーも出来ません。なんとかしなければ…こんな時は交友関係。某K高校の同級生N村召喚です。

「あ、N村? 元気だった? あのさぁ、おまえそろそろ車買い換えるって言ってたじゃん? デミオ買ってよ。うん、燃費いいよ(たぶん)。うん、すげーいい車(たぶん)。あ、値段もサービスもいいよ(たぶん)。うん、軽油だからコストめっちゃ安いよ(たぶん)。色は赤が綺麗だよ(たぶん)。うん、じゃあ、そういうことでよろしく!」

とまぁ、律儀な同級生N村の助けを借りて、2台買うからもうちょっとまけてと元若乃花を一気に押し出し、なかなかの好条件でデミオディーゼルがボズに納車されたわけです。あ、ちなみにN村の赤いデミオディーゼルは、いざというときTカーとして部品取り…じゃなくて、リキモリオイルの長期テスト車両として登場する予定です。ストリートがメインの使用状況になりますが、1万キロごとにオイル交換を行いながら調子をみて行くつもりです。

デモカーですから、グレードはもっともベーシックなものを選びました。あ、ミッションはもちろんマニュアルです。クスコさんからすでにLSDが発売されていたことも、購入の後押しになりましたね。デフのないFFはいやぁん。

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ボディカラーは特注色のホワイト!! なんていうとカッコいいですが、スタンダードなメタリックの白ではなく商用車と同じソリッドの白にしました。その理由はすぐに分かります。でも、ナビはつけちゃったー! だって、取材でいろいろなところに行くんだもん。といっても、マツダの現在のナビはなんとSDカード一枚です。そのSDカードを車両に差し込めば、標準装着のディスプレイがナビに早変わりするというわけです。すげー! このナビ、初期のものはダメポイントが多かったらしいですが、現在は改良されているとのこと。全然問題ありません。めっちゃ使いやすいぜ元若乃花! まぁ、久田は高いナビなんか使ったことないのですが、まぁ、実用は全く問題なしです。海沿いを走っていると、いつの間にか画面では海中を走ってることになることもありませんし、とんでもないルートを行かせようとすることもありません。ルート指示を無視し続けると、ぶちきれて殴りかかってくることもないです。あぁ、良いナビだなぁ。

 ボディカラーをソリッドの白にした理由ですが…リキモリオイルを輸入、販売している大東潤滑のH村社長から…

「おまえ、ちっと、宣伝活動が足らんのじゃないかぁ? 看板担いで日本中走り回るとか、そのくらいのことしてもバチは当たらん思うがのぉ…さっさときっちりやったらんかい! モタモタしとると、わしゃあ気が短いけぇ、おおごとするけぇのぉ!」 と、わけのわからない方言で怒られたわけではなく。(嘘ですごめんなさい、H村社長はいつも笑顔の紳士でいらっしゃいます) 

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冗談はさておき、リキモリオイルカラーにしたかったということが本音です。ディーゼルの本場からやってきたディーゼルにピッタリのオイルのイメージを定着させるぜー! 本当の話、リキモリはディーゼルにとても力を入れています。ガソリンエンジンよりも、さらに過酷な使用状況であるディーゼルに、いかに高品質なオイルが必要であるか。今後じっくりとレポートしていきますからね。

納車されたら即慣らし。これは欠かせませんね。ノーマルの状態での車両の性格もしっかりと見てまいりました。

西へ西へとひたすら走ります。疲れたら戻ってくればいいし。決して台湾ラーメンが食べたかったんだろうとか、トンテキが食べたかったんだろうとか、ジャズドリーム長島でコーチの革ジャンが欲しかったんだろうとかいう理由ではありません。

デミオディーゼルの燃料タンクは、マニュアルミッション車の場合35リッターという小ささです。いくら燃費の良いディーゼルエンジン搭載とはいえ、心もとないな…というのが本音でした。しかし…走れども走れども、燃料が減らん!! 三重県まで行って、いい加減に嫌になって引き返し、名古屋で燃料を入れたところ…げ!! リッター28キロっ!! 何だこのバカ燃費! もちろんそれまで無給油です。35リッター使い切ったら、計算上は980キロ走れることになります。燃料切れの前にこっちが死ぬわっ! 

無事に慣らしも終え、街中でのフィーリングチェックを済ませましたが…いや、これはいい車です。燃費だけでなく、ハンドリングはとてつもなく安定感があるし、呆れるほど中間域のトルクが太いし、ドラポジをはじめとする使い勝手も文句がありません。エンジンも驚くほど静かで振動も少ないです。お客様の送迎に使ったところ、ディーゼルと気づいた人は殆どいらっしゃいませんでした。

いやぁ、楽しみだなぁ…これ、チューニングして行ったらどんな車になっちゃうんだろう。ひょっとして大化けするかもしれませんよ? 笑われるかもしれませんが、ディーゼルで筑波10秒切ってしまうとか…さて、どんな車に仕上がるのか? 楽しみにしていてくださいね!

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あ、余談ですが、元若乃花…じゃない、関東マツダ八潮店のN石さんは、チューニングやスポーツ走行を考えているユーザー様にもきちんとした対応をしてくれる方です。もちろん、車検に通らないチューニングなどは論外ですが、どこまでいじれるのか、保証はどうなるのか、こんな話をわかりやすく、きちんとしてくれます。マツダ車の購入をお考えの方は、まずボズ久田に連絡をください。一緒に元若乃花を土俵から叩き出すくらいの好条件目指しましょう。久田も一緒に努力いたします。