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2018-0819号 8月のアムクレイド走行会のお話/続・ホンダ車にオイルクーラーは?のお話

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ボズレター2018-0819号 BOZZ LETTER Ver.2018-0819

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2018年08月19日号
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皆さん、こんにちは!

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◎8月のアムクレイド走行会のお話
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12日のアムクレイド走行会に参加の皆さん、
本当にお疲れ様でした!
いやぁ、お盆真っ只中の移動はきつかったですよね…
久田は運良く渋滞のスキマをつけましたが、
エライことになった方々も多いのではないでしょうか…
まぁ、そのぶん現場ではほぼトラブルなし!
BRZのN山くんが軽いコースアウトしてタイヤをパンクさせたくらいです。
前日に購入したタイヤですが…
涙をぐっとこらえて笑顔のN山くんはかっこよかったですよ。

ところが…このパンク…なんとサイドウォールで、
電話をかけまくってみたものの修理可能なお店が近くになし!
うーん、これはだめだということでスペアに交換…
って、BRZスペアタイヤないしっ!
100の5穴のスバルインセットのスペアタイヤ…
そのとき久田の横でニコニコしているのは皆さんご存知の人柱N間さん!
おー、GDAのスペアタイヤがあるではないですか!
N山くんのBRZはGDAのスペアタイヤで無事に帰還いたしました。
良かったよかった。

ワイドボディ化して、RE71Rを装着したS石オヤヂのワークスは、
今回のアムクレイドを待ち望んだ車両でした。
前回、ネオバを装着し、
タービンを組んだ段階で東コース12秒台をマークして喜んでいたのですが、
この状態から、タイヤ変更、ワイドボディ化(といっても車検通る範囲内です)、
ホイールを前後5インチから、
フロント6インチ、リア5.5インチに変更してのテストです。

夏場ですから、おそらく2秒位は遅くなるだろう…ということは14秒台が出れば、
前回と同じような速さ。という想定でしたが…
なんと驚け、前回のタイムを上回ってしまいました!
ドライバーの“走る良心”鈴木宏和氏も
「前回とまるで違う! すっげーー曲がる!」
と絶賛してくださいました。

いや、たまたまワークスは夏に強いのかもしれん…
71Rが夏に強いのかもしれん、
今日のコースがめっちゃグリップ出ているのかもしれん…
と、疑り深い久田は、S石オヤヂと相談して
前回使用したネオバに履き替え(もちろん5インチのホイールで)、
その状態で鈴木さんに乗ってもらいました。

結果、ホイールの幅を広げたことと、
タイヤの変更はほぼ間違いなく性能向上につながったとのコメントをいただきました。
筑波10秒切りが完全に射程に入った気がします。

さらに、次回の11月のアムクレイドまでには、
もうひとアイテム、
絶対に速くなるであろうチューニングの余地が残されているのです。
ワイドボディ化したことによって、トレッド拡大のゆとりが生まれました…
トレッド拡大はサーキットでのタイム向上に有効な場合がとても多いのです。
まだまだ楽しみなオヤヂワークスですね。
ちなみにこのワークスは次号のレブスピードに掲載される予定です。
さぁ、レブを買いに行きましょう!(次次号だったらごめんなさい)

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◎続・ホンダ車にオイルクーラーは?のお話
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また、6月の末に書いたメルマガの中に、
ホンダエンジンにオイルクーラーは本当にダメなのか?
というネタがあったのですが…
はい、それを実践してまいりました。

M君のシビックに、
トラスト様のオイルクーラーを取り付けさせていただきました。
完全にワンオフですが、ステー制作などは久田の大好きな作業です。
十分な強度が出るように。走行風が十分に当たるように。
ラジエターの冷却性能が落ちないように。
万が一の軽いクラッシュのときにヒットしないように。
取り回したホースがなるべく短く、さらに回転物や、
高温のパーツに接触しないように。
そして脱着が簡単でメンテナンスがしやすいように…
といろいろ考えて取り付け位置を決めさせていただきました。

M君も喜んでくれて、納車したのがアムクレイド二日前の10日。
その日は久田も気分良く酔っ払って眠りに落ちたのですが…
翌朝、ラインを開くと…「エンジンがブローしたかもしれません」
という真っ青なコメントが入っていました。
「オイル量は?」と聞くと入っているとのこと…
うーん、とりあえずオイル漏れでなかったことだけは安心材料です。
朝イチで持ってきてくださいとお願いし、
店に行ってみると、すでにM君到着しておりました。
不安だったんだろうなぁ。
エンジンの音を聞いてみると、
確かに打音はするのですが、かなり軽い音。
メタルトラブルではなさそうです。

エンジンスコープという、聴診器的なものを当てて音を聞いてみると…
腰下は無事。ヘッド周りからの音に聞こえます。
それも1番のインテークあたりが怪しい。
ヘッドカバーを外してみると…やはり1番のインテークバルブの、
バルブクリアランス調整用の固定ナットが外れていました。
ナットも無事(?)にヘッド内に転がっていました。
変なところに噛まなくてよかった…ナットを元通りに組み付け、
クリアランス調整をしてからエンジンを始動してみると…
おぉ! 復活!! オイルクーラーのせいでなくて本当に良かった…

このシビック、翌日のアムクレイドでは
快音を響かせてとんでもない周回数をこなしましたが…油圧低下一切なし。
油温ビッタリ安定。VTECトラブルも当然なし。
誰だよ…ホンダのVTECエンジンに
オイルクーラーつけたらダメだとか言ったやつは…

もちろん、1日だけのテストでは十分ではありませんので、
これから経過を見ていくことになりますが、
やはり都市伝説である感は否めません。

38年ほど前、当時の東北縦貫道をホンダのクルマで
端から端まで全開で走るというバカな事をしたHという小僧がいましたが…
その小僧がオイルクーラーつけていたら、
岩槻の出口の先でクランクシャフトをへし折るということも
なかったのかもしれませんね!

さて、今日はこれからマフラー交換と、オイル全交換が2台と、
リアハブの取り外しです…さぁて、頑張るぞー!

それではまた次号で!!

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