2015-0201号 ステアリングのお話
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「ボズレター2015-0201号 BOZZ LETTER Ver.2015-0201
発行日:2015.02.01.
ボズレター2015-0201
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2015年02月01日号
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皆さん、こんにちは!
先日の雪は大事にならなくて良かったです。
皆さんも無事ですか?
4輪駆動のお客様の多い当社ですが、
それでも油断は禁物です。
滑りやすい路面では
十分に注意してくださいね。
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┃目次
┃◎ステアリングのお話
┃◎編集後記
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さて、日曜日のHKSプレミアムディも
無事に終了いたしました。
突貫工事のセッティングであったにもかかわらず、
300馬力も超えたことは嬉しい誤算でした。
280くらい出ればいいかな…
なんてぬるいことを考えていたのですけどね。
また、スーパーラップでは
2分1秒フラットにとどまりましたが、
これまたぶっつけ本番の新しいサスペンションで、
さらに空力を一切乗せていないボディでの結果です。
“なら、乘せりゃいいじゃん”
と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…
お客様の仕様に
限りなく近いところでのテストがしたい…
という当社のポリシーの表れでもあります。
でも、もう限界かなぁ。
次回は少し乗せます。
また、楽しみなのは、
ブリヂストンの新型タイヤです。
もう、オートサロンなどで
ご覧になった方も多いかもしれませんね。
71R…かなり良さそうです。
タイヤに合わせたセッティングを詰めて、
ハイパミでは結果を出したいと思っております。
頑張りますからね!
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◎ステアリングのお話
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さて!
今回のメルマガのお題ですが…
ステアリングの話をさせていただきます。
と~~~い、昔。
久田を含めた車好きの小僧達は、
クルマを購入すると、
ほぼ同時にステアリングを交換したものです。
定番はモモのジャッキー・スチュアート
(ふるっ!)。
ノーマルステアリングのままにしている仲間は
一人もいなかったと思います。
そのくらいに
ステアリング交換が当たり前だったのです。
これには理由があって…
当時のノーマルステアリングって、
これでもかというほどにダサかったのですね。
でっかくてグリップも細くて形も悪くて…
このまま使うのなんか絶対にやだね!
というレベルだったのですよ。
ところが、最近のスポーティカーの場合、
ステアリングの径も小さくなってきましたし、
デザイン的にも素敵。
さらにエアバッグという
安全装備まで付いているものですから、
ステアリング交換に
興味を持たなくなった方が増えてきたのも
無理は無いのです。
確かに、
エアバッグが無くなることは
残念でもあるのですが…
それでもなお、
ステアリング交換には
メリットも存在するということを
説明していきましょう。
まず、あまりに当たり前の話ですが、
グリップの太さ、素材は
自分の好みのものが選べます。
この時に、素手で握るだけでなく、
レーシンググローブをはめた手で
握ってみることもいいですね。
スポークの形状も
好みのものが選べますが…
久田のオススメとしては、
9時15分の位置で
ステアリングを握った時に
スポークが邪魔にならないものが
いいでしょう。
強制的に
10時10分の位置を握るしかないような
ステアリングは
サーキットには向かないと思います。
また、形状が円になってないものや、
スポークの太さが場所によって変わっているものは、
最高速やドラッグならいいのですが、
ぐるぐる回すことが多いサーキットには
向きませんね。
グリップや、形状だけのメリットでは弱い?
ならば、他のメリットも行きます。
ステアリングを交換することによって、
ステアリングの位置の自由度が上がるのです。
もう少し手前にあれば、
より自然なドライビングポジションが取れる
という人にはうってつけですね。
(うってつけってすでに死語??)
これはボスの長さや、
ボスとステアリングの間に
スペーサーを入れること。
ステアリングをコーン型にすること
などによって調整できます。
あ、ちなみにコーン型のステアリングですが、
ラリーカーによく使われていますね。
あれはなぜだかご存じですか?
コーン型のステアリングは、
万が一のアクシデントの際に、
ドライバーがステアリングに
頭をぶつけた時に曲がりやすく、
ショックを吸収することによって
ドライバーを守ってくれるのです。
レースの場合は、
ラリーよりも
アイポイントが低いドラポジとなりますので、
ラリーほどステアリングに頭をぶつける危険性が
少ないのですね。
だから、ラリー車には
コーン型が多く採用されるのです。
ん?
グリップや形状、
ポジションの自由度だけのメリットでも
まだ弱い??
ならば、まだ説明しましょう。
ステアリングを交換して、
エアバッグが無くなることは、
安全性の面で見ると大きなデメリットなのですが、
ステアリングそのものの重量が
大幅に軽くなるというメリットがあるのです。
これは別に車体の軽量化に
貢献するといっているわけではなくて…
ステアリングの重量が軽くなることによって、
慣性マスが小さくなり、
その結果、
路面からのステアリングインフォメーションが
ダイレクトに感じられるようになるのですね。
今回、
HKSプレミアムディに参加した
ボズBRZのステアリングが
交換されていたことに気づきましたか?
あれは、
“路面からのフィードバックをもっと強く感じたい”
という、鈴木“ドライビングマイスター”宏和氏からの
強い要望に応えたものです。
車両の性能を上げることにはなりませんが、
その車両をコントロールする人間の性能を
より上げることができるというわけですね。
さぁ、どうでしょう??
ステアリング交換。
エアバッグとトレードというデメリットは
確かにあります。
しかし、
ぶっ飛ぶ時は絶対に4点ハーネスをつけているんだ!
という強い意志のある方なら
メリットのあるチューニングだと思います。
ぜひともご検討ください!
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◎編集後記
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いかがでしたでしょうか?
今回のボズレター。
少しは新しい情報もありましたか?
今年も皆様の役に立てるように
頑張ります。
よろしくお願いします!!
さて、
今回のリキモリオイル10%オフのキーワードですが…
“2月14日はレーシングスーツの試着会”
にいたします。
てか、マジでやります。
2月14日にご来店いただければ、
スーツの試着が出来ます。
すぐに購入はしなくてももちろんOK。
ご自分のサイズを知っておくことは
いいことだと思いますよ!
まぁ、スーツはHPIさんのものですから…
久田とおそろいになっちゃいますけどね!!
それではまた次号で!
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