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2013-1201号 ボディ補強パーツの真実

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「ボズレター2013-1201号 BOZZ LETTER Ver.2013-1201

発行日:2013.12.01.

ボズレター2013-1201

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2013年12月01日号
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皆さん、こんにちは!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃目次
┃◎ボディ補強パーツの真実
┃◎編集後記
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もう、完全に冬ですね。

目一杯寒いボズスポードから
無駄に熱いメルマガをお送りします!

この時期はクルマにとっては本当にいい季節です。
パワーは出るし、オーバーヒートの心配も少ないし、
サーキットのラップタイムもどんどん伸びますね。

まぁ、人間にとってはかなり厳しい季節でもあるのですが…

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◎ボディ補強パーツの真実
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さて、今回のお題ですが、
ボズスピードではあまりオススメしない
ボディの補強パーツに関して話したいと思います。

簡単に取り付けることのできるボディの補強パーツとしては、
まずストラットバーが挙げられます。

これね…今でこそ当たり前のパーツなのですが、
出た当時は驚きだったんですよ。
たった1本のアルミのパイプでここまでハンドリング変わるのかっ!
と驚きましたねえ。

ボズとしてもオリジナルでたくさんたくさん作りましたし、
お客様にも買っていただきました。

多分、いまだにボズの2階(笑)には、
カルタス用(爆)のオリジナルストラットバーが
たくさん残っているような気がします。
A175A用は完売したかな。

久田としてもお勧めのパーツではあるのですが、
おそらく、私に直に薦められた人はいない…
でしょうね。ここ10年くらい薦めた記憶無いですw

その理由ですが、はい、簡単です。
最近は純正で装着されてますからねえ。
それもエボなんかバルクヘッド側まで固定するタイプの
かなりしっかりとしたものがついてます。
社外のアルミやチタンで作られた
ゴージャスなものも素晴らしいのですが…
まぁ、鉄とはいえついてるんだからいいじゃん…
という理由でお薦めしておりません。
デモカーも純正品だったり…

このストラットバーですが、
効果はしっかりとあります。

試しに純正品が付いている方は外してみるのもいいかもです。
ステアリングのレスポンスはだるくなるし、
ハンドリングももっさりしたものになるはずです。

で…純正で装着されている車両の場合、
別に軽量品に交換することも薦めていない。
んじゃあ、なんでメルマガで
わざわざ取り上げる価値が有るのか??
ということになりますね。

では、なぜ今回このネタにしたかというと…
まずひとつの理由はリアのストラットバーに関してなのです。

このリアのストラットバー、
フロント同様に確かに効果はあります。
1万~2万円のパーツとしては
抜群のコストパフォーマンスです。

でもね…無い方がいいこともあることを忘れないで下さい。

代表的な例で言うと、
パイロンターンが多いジムカーナのようなコース。
ひどくツイスティなミニサーキット。
こんなコースでは、リアのストラットバーを外してみると…
あーら不思議、さっきより曲がるようになったじゃあありませんか!
ということも起きるのです。

逆に、富士のような高速コースでは、
リアのスタビリティが向上して
100Rを踏んでいけるようになったとか…
こんなメリットが起きることも多いです。

要するに、何が言いたいかというと、
付けりゃいいってもんじゃない!!
ってことですね。

もう少し丁寧に言うと、
ストラットバーもセッティングパーツの一つと考えて、
脱着することによって車両の挙動を変えることも出来るのですよ…
ということなんです。

かかる費用は、装着している人なら0円!
新しく購入する人でも1万~2万円のパーツです。
試してみる価値は十分にありますよ。

ただし…ストラットのアッパー部で脱着はやめてくださいね。
緩んだりすると怖いですし、
アライメントが変わってしまうこともあります。

脱着は必ず、バーの両サイドのボルトでやってください。
もちろん、この部分であっても、
取り付け、取り外しには十分に注意してください。

もし自信がなければ、久田とやりますか?
いつでもお教えします。
気楽に相談してみてくださいね。

さて、この手の補強バーでは、
もうひとつ、アンダーバー、アンダーブレース
などと呼ばれるものの話をしましょう。

これまた古い話ですが…
AA34カルタスというクルマが
昔スズキから発売されていました。
旧モデルのAA33カルタスから数えると、
なんと4台ものカルタスを購入した久田であります。
どんだけカルタス好きなんだよ…

このクルマ、1.3リッターの
お世辞にも滑らかとはいえない
DOHCエンジンを搭載するコンパクトカーで、
もう、速い速い。
86なんざ余裕でブッチしちゃう超過激マシンだったのです。

今のスイフト君もなかなか楽しい車ですが、
過激さで言ったらお話になりません。
面白い車だったのですよお。

ところが、この34カルタス。
旧モデルの33に比べると
エンジンは一段とトルクフルになったものの、
サスペンションが最悪。
アンダーステアの塊みたいな車になってしまったのです。
あくまでも噂ですが、荷室スペースを確保するために、
ギリギリでリアサスを設計変更したとかしないとか…
ともあれ曲がらない。
サスをあれこれいじろうが、
デフをいじろうが、とにかく曲がらない。

さぁ、どうしたものかと
リフトに上がってる34カルタスを眺めていたのですが…
ふと、気づいたのです。
フロントサスペンションはAアームを持つストラットです。
しかし、そのAアーム、どう考えても取り付けに無理があります。
フロント側が動いちゃう構造なんですね。
これでトルクかけたら、
大トーインになっちゃうもんなぁ…曲がらんわ。

そこで久田の右脳にピピっとお告げが…
速攻でメカニック呼びます。

「お~い、このAアームのさぁ、
先端と先端、つないでみ??
その辺に落っこちてる鉄の棒でいいからさ、
ちょこっと曲げて…そうねえ、
ストラットバーみたいな感じでさ。
このボルトと共締めにしてつないでみてよ」

溶接の得意なメカニックが
ちょこちょこっと作ってくれました。
わずか30分ほどで。

んじゃあ、行ってくるね~と、
軽く走りに行ってみると…おおーーー!
ぜんぜん違うじゃん!!
曲がる曲がるーー!

この車両は、ボズスピード開店以来、
はじめての取材車両となりました。
オプション2さんでしたね。

軽くカウンター当てて1コーナーに入ってくる
カルタスの写真を今でも覚えてます。
ちなみにその頃、
サスペンション下部に補強バーを入れる
という発想は誰も持っていなかったはずです。
少なくとも商品としては存在しませんでした。

昔話が長くなりましたが…ということでね。
車両によってはアンダーブレースのたぐいは
めちゃめちゃに効くのです。

当社オリジナルのGDB用の軽量サブフレームなども
その流れをくむ商品ですね。
アンダーパネルがつかないという欠点のせいで
一般的にはなりませんでしたが…

今では、他のメーカー様から、
効果的なパーツがたくさん発売されています。
しかし同時に、
フロア部にある穴を何でもいいからつないじゃえ!
ボディ補強だといえばいいやぁ!的な
適当な商品も多いのです。

どれがそうだとはここでは言えませんが…
興味のある方はぜひ久田に店で聞いてくださいね。

多少話が長くなるかもしれませんが、
じっくりと話させていただきます!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
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さて、これ以上書き出すときりがないので
今回はこのくらいにしておきます。

謎のV6エンジンも無事に載りましたし、
エンジン始動もOK。
あとは…スーパーバトルまでにGDBのクラッチやって、
あのクルマとこの車の車検やって、
あのマツダの車高調整やって、
あのGRFのLSDやって、
このレガシィのタイベル交換やって、
そのスープラのセッティングやって、
このトヨタの某車のEVC付けて、
そのソアラのセッティングやって、
この34GTRのエンジン組んで、
ミディアムベンツに8PODのブレーキ組んだら終わりじゃん!!
あ、GDBのラジエター交換もあったか…

あうぅ…頑張るからね…負けるもんかぁ!!

さらに!!
この忙しさに追い打ちかけるぞ!!

12月いっぱい、
車高調整キャンペーンです!!
HKS、トラスト、ブリッツ、ビルズの車高調整をお求めの方、
今なら取り付け工賃とアライメント調整が1万円ポッキリです!
このチャンスにぜひともお買い求めください!!
(ブリッツのDSCだけ、取り付け工賃別です…
だって、すげえ大変なんだもん。
物はいいから我慢してね。ごめんよ;;)

12月22日の忘年会も、申し込みしてない人いるでしょ!!
早めに言わないと入れなくなっても知らないからね!!

それではまた次号で!

あーー!、忘れてた。
いつものキーワード。

“忘年会は北千住!”

にします。
例によってリキモリオイル10%オフですよ~

ではまた!!

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